アメリカ礼賛の不思議。
2003年7月28日よく思うことだが、日本人はどうして世界の中心はあんなにもアメリカだとおもっているんだろう。
この国に来て、アメリカが世界の中心、と思っているのはアメリカと日本だけなんでは…と思うようになった。多分これを読んでる日本にいる人は、肌では感じられないと思うけど。
「そんなことないわよ、ヨーロッパだってアジアだって旅行も行ったしちゃんと知ってるわ」
そうおっしゃる人もおおいと思う。でも違うのだ。それでも多くの日本人の頭の中にはちょっとずつ、テレビとか学校とかで長年刷り込まれてきたアメリカ至上主義が本人も知らないうちに脳みそを支配してるのだ。そしてたちが悪いのは、そうしてるテレビとか教師とかでそうした風潮を作る人々自体も、自分がそうとは思っていないから、無意識にやってるってこと。だれも確信犯ではないのだ。
例えば日本人はアメリカ英語とかイギリス英語とかいう言葉は知っている。
「知ってるわよ、発音とか単語とかも微妙にちがうんでしょ」
その通りなのだが日本人と認識の方法は違う。ヨーロッパの多くの国にとっては、当然近くにあるイギリスが英語をしゃべる代表の国だ。オーストラリアもNZももとはイギリスの植民地だから当然イギリスより。インドもだ。そしてそれぞれがみんななまっている。インド人はかなり流暢に英語を話すけど、かなり強いインドなまりの英語だ。そしてアメリカ人は同じくアメリカ訛り。アメリカ国内だけでの訛りだ。
アメリカ英語とは、多くのEnglish speakerにとって、ただそれだけのこと。アメリカはヨーロッパ文明から最後の最後に生まれた国のひとつで、経済力はあるけど、へー日本ってわざわざアメリカ訛りで英語教えるんだ。なんで?たまたま先生がアメリカ人だったの?そういわれるくらいのものなのだ。
私たち日本人は「知らないけど、そう学校でならったから…」と思うだけ。だれも確信犯じゃないのに(教師すら)みんなすっかりアメリカ英語が世界の中心と信じさせられている。今、受験のときの、会話表現問題集なんて見ると笑ってしまうのも多い。なんでアメリカでしか通用しないような表現を、暗記させて受験で出すんだろうねって。例えばアメリカでは大学二年のことをソフォモアっていうけど、アメリカ以外では通用しない。
音楽でも同じくアメリカのヒットチャートが世界の洋楽の中心と思われてる気がする。NZでもオーストラリアでも、ヨーロッパでも、流れているのはイギリスとヨーロッパのチャート。だからといってイギリスが中心だ、という気も毛頭ないけれど、強いて言うならアメリカが世界の中心というよりはまだそっちのほうが近いかなとは思う。
日本でアメリカのことをアンケートしたら、大好きって言うわけでもないけど、普通くらいには好きだし、少なくとも嫌いじゃないっていう人が半数にはなるだろうと思う。
NZでアンケートしたら、多分半数はアメリカが嫌い、か、どちらかというとアメリカは嫌い、にまるすると思う。この国はアメリカのいいなりにならずに、何十年もアメリカに経済的いやがらせをうけてまでちゃんとポリシーをつらぬいた強い国だ。そしてフランス人のアメリカ嫌いは有名だし、イギリス人もそうでしょう。
なんだ、アメリカ人って日本人以外にはけっこうきらわれもの?もうちょっと日本のこと大事にしたほうがいいんじゃないの。唯一の味方なんだから。経済力が衰えたら、日本と同じく世界からはぶられてお終いじゃないの?
そう考えたら、もうちょっとアメリカの言いなりになったりしないですむんじゃないでしょーか小泉さん。アメリカに嫌われたって、別に世界全体から嫌われたったわけじゃない。
勘違いしないで。
この国に来て、アメリカが世界の中心、と思っているのはアメリカと日本だけなんでは…と思うようになった。多分これを読んでる日本にいる人は、肌では感じられないと思うけど。
「そんなことないわよ、ヨーロッパだってアジアだって旅行も行ったしちゃんと知ってるわ」
そうおっしゃる人もおおいと思う。でも違うのだ。それでも多くの日本人の頭の中にはちょっとずつ、テレビとか学校とかで長年刷り込まれてきたアメリカ至上主義が本人も知らないうちに脳みそを支配してるのだ。そしてたちが悪いのは、そうしてるテレビとか教師とかでそうした風潮を作る人々自体も、自分がそうとは思っていないから、無意識にやってるってこと。だれも確信犯ではないのだ。
例えば日本人はアメリカ英語とかイギリス英語とかいう言葉は知っている。
「知ってるわよ、発音とか単語とかも微妙にちがうんでしょ」
その通りなのだが日本人と認識の方法は違う。ヨーロッパの多くの国にとっては、当然近くにあるイギリスが英語をしゃべる代表の国だ。オーストラリアもNZももとはイギリスの植民地だから当然イギリスより。インドもだ。そしてそれぞれがみんななまっている。インド人はかなり流暢に英語を話すけど、かなり強いインドなまりの英語だ。そしてアメリカ人は同じくアメリカ訛り。アメリカ国内だけでの訛りだ。
アメリカ英語とは、多くのEnglish speakerにとって、ただそれだけのこと。アメリカはヨーロッパ文明から最後の最後に生まれた国のひとつで、経済力はあるけど、へー日本ってわざわざアメリカ訛りで英語教えるんだ。なんで?たまたま先生がアメリカ人だったの?そういわれるくらいのものなのだ。
私たち日本人は「知らないけど、そう学校でならったから…」と思うだけ。だれも確信犯じゃないのに(教師すら)みんなすっかりアメリカ英語が世界の中心と信じさせられている。今、受験のときの、会話表現問題集なんて見ると笑ってしまうのも多い。なんでアメリカでしか通用しないような表現を、暗記させて受験で出すんだろうねって。例えばアメリカでは大学二年のことをソフォモアっていうけど、アメリカ以外では通用しない。
音楽でも同じくアメリカのヒットチャートが世界の洋楽の中心と思われてる気がする。NZでもオーストラリアでも、ヨーロッパでも、流れているのはイギリスとヨーロッパのチャート。だからといってイギリスが中心だ、という気も毛頭ないけれど、強いて言うならアメリカが世界の中心というよりはまだそっちのほうが近いかなとは思う。
日本でアメリカのことをアンケートしたら、大好きって言うわけでもないけど、普通くらいには好きだし、少なくとも嫌いじゃないっていう人が半数にはなるだろうと思う。
NZでアンケートしたら、多分半数はアメリカが嫌い、か、どちらかというとアメリカは嫌い、にまるすると思う。この国はアメリカのいいなりにならずに、何十年もアメリカに経済的いやがらせをうけてまでちゃんとポリシーをつらぬいた強い国だ。そしてフランス人のアメリカ嫌いは有名だし、イギリス人もそうでしょう。
なんだ、アメリカ人って日本人以外にはけっこうきらわれもの?もうちょっと日本のこと大事にしたほうがいいんじゃないの。唯一の味方なんだから。経済力が衰えたら、日本と同じく世界からはぶられてお終いじゃないの?
そう考えたら、もうちょっとアメリカの言いなりになったりしないですむんじゃないでしょーか小泉さん。アメリカに嫌われたって、別に世界全体から嫌われたったわけじゃない。
勘違いしないで。
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