シェリルが辞めた。
2004年2月3日(昨日の続き)
結局、昨日はわけもわからぬまま、ケン(HRマネージャー)に頼まれお昼にナターシャとプレゼントとメッセージカード、ケーキを買いに出た。
突然のことで仕方がなかったが、そのときシェリルが寂しそうな顔をしたのがたまらなかった。
おそらく、シェリルは、最後のランチを3人でとりたいと思っていたのかもしれない。人事の段取りの悪さというか、気配りの足りなさがつらかった。
そして、午後は慌しく引き継ぎ。幸いシェリルが昨年11月に休暇をとっていた間、ナターシャが引き継ぎしていた部分が結構あったので、短時間で済ませることができた。
結局、真相はわからないままだが、あちこちから又聞きしたことを総合すると、HRは組織改正のために、シェリルに受付の仕事もさせようとしたが(受付をちょっとさせる程度なのか、もう異動させてレセプショニストにしようとしたのかは不明だが、この急な辞め方からして、後者の気がする)シェリルがいまさら受付の仕事なんか拒否して辞めたということなのだろう。
確かにシェリルはタイプが早いわけでも、コンピューターに詳しいわけでもなく、ファイナンスの仕事や旅行手配、コントラクトの整理なんかをしていて、いわゆる秘書(というか、こっちではPA=Personal Assistantという)としてはちょっと仕事がなくて浮いてしまっている感じはあった。
でも、ナターシャも3月で辞めるし、結局もう1人秘書(秘書らしい秘書、といっていたが)を雇うといっているので、単にそれをシェリルがするわけにはいかなかったの?とやりきれない思いはする。
ケンはefficiency(効率がいいということ)という言葉を何回も使って私に説明した。要するに、シェリルは秘書としては、efficientではないということなのだろう。
でも、そもそも、NZの職場は、効率性なんて、大して意味を持っていない気がする。
日本に比べれば仕事がなければみんなさっさと帰るし、12月なんてろくに仕事もなかったし、効率性なんて、そこまで気にしなくても充分時間内に仕事は終わる、という程度しか仕事を持っていないから、なんか説得力ない…
私が、ここで、日本で働いていたときと同じくらいの勢いで、7時くらいまで働ければ、1日で4.5人分くらいの仕事はできるだろうと思う。
私から見ていると、そのくらい全体の効率はイマイチなんだけど、そもそも一人当たりに割り振る仕事というのが、この程度が限界と思って生きているから仕方ないのかもしれんが…
最後の1時間くらいになって、やっぱりシェリルは泣いていた。4年もいたのに。ニュージーランドではけっこう長いほうだ。なんか、前に私が日本の会社を辞めたときのことを思い出した。
私も日本にしては異例の短期間(1ヶ月以内)で辞めたから。
私の場合は上司がアホでアホで、辞めたけど、辞めるときはやっぱり泣けた。きつかったけど、いい人もいっぱいいたし、仕事も嫌いではなかったのに。
シェリルの真相は、彼女が言わない以上、わからないけど(人事部長は言わないだろうから)こんなやり方しかなかったのかなあ…。
とにかく疲れた。
(そして帰ってからお粥作成。だんなさま熱下がらず
結局、昨日はわけもわからぬまま、ケン(HRマネージャー)に頼まれお昼にナターシャとプレゼントとメッセージカード、ケーキを買いに出た。
突然のことで仕方がなかったが、そのときシェリルが寂しそうな顔をしたのがたまらなかった。
おそらく、シェリルは、最後のランチを3人でとりたいと思っていたのかもしれない。人事の段取りの悪さというか、気配りの足りなさがつらかった。
そして、午後は慌しく引き継ぎ。幸いシェリルが昨年11月に休暇をとっていた間、ナターシャが引き継ぎしていた部分が結構あったので、短時間で済ませることができた。
結局、真相はわからないままだが、あちこちから又聞きしたことを総合すると、HRは組織改正のために、シェリルに受付の仕事もさせようとしたが(受付をちょっとさせる程度なのか、もう異動させてレセプショニストにしようとしたのかは不明だが、この急な辞め方からして、後者の気がする)シェリルがいまさら受付の仕事なんか拒否して辞めたということなのだろう。
確かにシェリルはタイプが早いわけでも、コンピューターに詳しいわけでもなく、ファイナンスの仕事や旅行手配、コントラクトの整理なんかをしていて、いわゆる秘書(というか、こっちではPA=Personal Assistantという)としてはちょっと仕事がなくて浮いてしまっている感じはあった。
でも、ナターシャも3月で辞めるし、結局もう1人秘書(秘書らしい秘書、といっていたが)を雇うといっているので、単にそれをシェリルがするわけにはいかなかったの?とやりきれない思いはする。
ケンはefficiency(効率がいいということ)という言葉を何回も使って私に説明した。要するに、シェリルは秘書としては、efficientではないということなのだろう。
でも、そもそも、NZの職場は、効率性なんて、大して意味を持っていない気がする。
日本に比べれば仕事がなければみんなさっさと帰るし、12月なんてろくに仕事もなかったし、効率性なんて、そこまで気にしなくても充分時間内に仕事は終わる、という程度しか仕事を持っていないから、なんか説得力ない…
私が、ここで、日本で働いていたときと同じくらいの勢いで、7時くらいまで働ければ、1日で4.5人分くらいの仕事はできるだろうと思う。
私から見ていると、そのくらい全体の効率はイマイチなんだけど、そもそも一人当たりに割り振る仕事というのが、この程度が限界と思って生きているから仕方ないのかもしれんが…
最後の1時間くらいになって、やっぱりシェリルは泣いていた。4年もいたのに。ニュージーランドではけっこう長いほうだ。なんか、前に私が日本の会社を辞めたときのことを思い出した。
私も日本にしては異例の短期間(1ヶ月以内)で辞めたから。
私の場合は上司がアホでアホで、辞めたけど、辞めるときはやっぱり泣けた。きつかったけど、いい人もいっぱいいたし、仕事も嫌いではなかったのに。
シェリルの真相は、彼女が言わない以上、わからないけど(人事部長は言わないだろうから)こんなやり方しかなかったのかなあ…。
とにかく疲れた。
(そして帰ってからお粥作成。だんなさま熱下がらず
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