昨日、ラストサムライについてかいてて、ちょっと思い出し笑いしたことがあった。

 昨日書いたとおり、結構たくさんの知り合いがエキストラとして出てるんだけど、あの通りの大群衆だから、オーデション(といっても面接程度だったらしいが…)で落とされたという人はほとんど聞かなかった。日本人が足りないくらいだったらしいし。

 去年5月まで、1年間私たちのフラットメイトだったNもオーディションにいった。そしてこういわれた。

「結果についてはご連絡しますが、今日から撮影が終わるまで、髪の毛、ひげ、眉毛等切らないで下さい。現場でスタイリストが必要な分切りますので」

確かに、明治時代の男の役に、エキストラとはいえ、手入れしまくった眉毛や、ベッカムヘヤとかだったら困るもんね。

 それでNはその日から、男にしては比較的整えていた眉毛の手入れもやめ、ひげもぼさぼさ伸ばしっぱなしにしたので、2週間程度ですぐヒッピーみたくなった。

 そして数週間後。友達には連絡が着たのに、自分にだけ来ないので、電話してみたところ、Nはなんとオーディションに落ちていた…
 ぼさぼさのまゆとひげで呆然とするN。
ちなみに彼はワーホリ中の友達6人とオーディションを受けていたが、他は全員通っていた。

 だいたいあの大群衆のエキストラで、やや童顔とはいえ普通の日本人顔のNは何故落とされたのだろうか。
 Nはいつもなんでも貧乏くじを引いて生きてきたたちなので(ごく日常の、小さな運が左右するような運命の分かれ目で、常に貧乏くじをひく)、おそらく今回も、運命のいたずらとしか思えない。

 ラストサムライを見て、眉毛ぼさぼさの呆然としたNの顔を、思い出し笑いをせずにはいられなかったriaでした。

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ria

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