今現在、うちのだんな様は、日本から来ているVIPのお客さんにつきっきりで、ほとんど10日家を空けている。(オークランド入りした日に、ちょっと帰ってきたりはしたけど)

そんなわけで、夜はヒマヒマ星人な私。少なくとも、こういうときはフラットメイトがいっぱいいてよかったーと思う。これで2人暮らしだったら、だんながいない間、ずっと1人じゃん。

それでも、ヒマヒマなので、いつもはなかなか会えない友達をつかまえて会ったり、ご飯を食べたりしていた。

今日は、昔一緒に働いていた同僚の奥さんとご飯。奥さんというと、どうも響きがおかしくなるけど、もともと二人とも知ってたし、二人とも私たちと同じワーホリ上がりで、たまたま彼らが結婚したというだけのことなんだけど。
(なんか、“オクサン”よりまともな日本語がないものかなー。オクサン、といったとたん、ただ家にいて、あまり個性も特技もない、話もつまらなそうな、社会を知らなさそうな人、といったConnotationがあると思うんだけど…)

シティの日本食レストランで待ち合わせ。

私はこんなことでもなければ、シティはほとんど行かないので (行く用もないし、車がとめにくいだけだから) 、駐車場所を探して、久しぶりにうろうろする。
たまたまレストランのすぐ近くをうろついていた時に、停めていた車が出たので、運よく停められたが、そうでなければ絶対遅刻していただろう。

こっちで、比較的まともそうな日本食というと、なんだかみんな居酒屋風。たまに行くとおいしいけど、酒を飲まない私は、やっぱりこういう機会でもないと、こういうとこにはほとんど行かない。(ランチはいいけどね)
もう少し、ただのレストラン系のところがあるといいのになあ。

それでも、久しぶりだったし、おしいかったかも。

彼女も、けっこう長くしていたカウンセラーの仕事を辞めて、ちょっと違うとこで働き始めたところだという。

でも話してて、うちら夫婦と違うのは、彼女はダンナ様(私のもと同僚。4ヶ月程度だけど)の過去とか、彼が話さないからほとんど知らないという。確かに、ちょっと無口で無愛想な感じで、私も4ヶ月とはいえ、一緒に働いたのに、個人的なことはほとんど何も知らないんけど。
(彼らが結婚したのにもびっくりした)
それでも、うちらの場合は、基本的な情報は、ほとんどお互い知ってると思うから、やっぱりいろんな夫婦がいるな〜と思った(たんにお互いおしゃべりなだけかも)。

パトリシア・コーンウェルの検死官シリーズで、スカーペッタがベントンと同棲したり、結婚したりしようとしても、うまくいかないシーンがある。

彼女のように、もう40歳とか50歳で、社会的地位が高く、お金もあって、今まで自分の好きなように立派な家を建て、すきなように生きてきていたら(幸せかどうかはともかく)、その歳になって、だれかと急に一緒に生活しようとするのは確かに難しいのかな、とふと思った。

10代までは、“人間”として成長するため親と一緒にいる。
20代になって、働き始めて、今度は“大人”として自分で成長をはじめる。

その大人としての過程で一緒にいなかった人と、40歳とか50歳から一緒にいようとすると、それはやっぱり大変なことなんじゃないか、と思う。

今日会った彼女のように、お互いの過去を知らないにしても、20代に出会っていたら、大人になってからお互いを知らない期間は10年以下だからまあいいけど、まったく違う人生を10年20年も生きてきた後では、それはより難しくなるんじゃないかなあ…

私自身、まったく結婚願望があったわけじゃないし、負け犬とか、よくわからないけど(読んでません)、まだ大人になったばかりの、20代のうちに出会った人と、一緒に影響しあいながら成長していくほうが、自分がより出来上がってからの結婚より楽かも…とはふと思ったのでした。

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ria

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