イングリッシュガーデン・ジャパニーズガーデン
2004年8月13日 エッセイ相変わらず、家を買いたい気持ちは強いので、プロパティプレスやら何やらを、熱心にチェックしてはいる。
まず、シティ近くの高級住宅地は、手がでない。いつかそのあたりに住めたらいいなとは思うけど。でも、高級といっても、日本でけっこうちゃんとした家を買える人なら、買える水準。今はNZドルが強く、為替が不利だとしても、70万ドル(5000万円くらい)あれば、いい住宅地の周辺で、かなり素敵な家が買えると思う。
私たちがねらえるのはもっと安い、30万-40万ドルのレンジ。30万ドルが日本円では2000万円相当といっても、私たちは日本円で稼いでいるわけではないから、30万ドルは、3000万円とかわらないわけですよ。
どうしてこんなに家が欲しいかというと、家賃を払うのもローンを払うのも一緒だから。そして、NZでは不動産取得税みたいのもないし、相続税もないし、いらなければ人に貸して、その家賃でローンを払い続けておけばいいし、たいして面倒もない。
しかも、日本ではおめにかかれないような、すっごい素敵な家がたくさん。
たとえ、3ベッドルームくらいの普通そうな家でも、日本の普通の家より数倍は素敵な家を見つけられる。
おそらく、まずスペースの大きさが最大の違い。
それから、本物の、洋風建築の持つ雰囲気のよさ。
こうやって、もう1年もオープンホームを見続けて(楽しいんだこれが。普通に住んでる他人の家の中を見て回るわけだから)さらに、ものすごくたくさんあるこっちのガーデン関係の番組なんかをビデオまで取りながら見ていると、今度日本のガーデニング雑誌やインテリア雑誌なんかが、すごく貧弱にインチキくさくみえてしまう。
もともと天井の低く、和室っぽかったところの、ほんの小さい庭に、レンガをしいて“素敵な庭に生まれ変わりました”といったところで、いや、それはちょっと無理が…となっちゃうからね。
KIWIが、“イングリッシュガーデニング”なんていっている日本の庭を見たら、
“いやいやそれは違うだろー”と思うのは
NZで、枯山水のイメージと思われる白っぽい砂利と、コンクリかためて作った安っぽい灯篭もどき(しかも時々中国風?!)なんかをおいて、ジャパニーズガーデンと銘打ってる庭を、ちゃんとした日本庭園の静かな美しさを知ってる私たちが見たとき“いやーこれはいくらなんでもひどいでしょ…”と思うのとまったく同じだと思う。
(実は、一部で人気があって、“Binsai”とか“Zen”テイストの、石を多く使ったガーデンとして認識されている)
日本のイングリッシュガーデン特集をみるのは、NZにある日本庭園(とは私たちには思えない水準の)特集を見るのと、まったくおなじなんだろう。
とりあえず、ウッドデッキを作りました、とかとりあえずレンガをひいてみました、西洋風で素敵でしょ
=とりあえず石の灯篭おいてみました、日本風でしょ
って感じで。
伝統と技術に根ざしていないものは、どんなに真似しようとしても、安っぽくなってしまう。
やはりここではNZ風の庭園を、日本では美しい日本庭園とこたつの生活を楽しむのが一番だ。
**************
ところで、ままりんからお土産のFoli Foliの時計が届きました。白いの。ありがとーかわいーよー♪
まず、シティ近くの高級住宅地は、手がでない。いつかそのあたりに住めたらいいなとは思うけど。でも、高級といっても、日本でけっこうちゃんとした家を買える人なら、買える水準。今はNZドルが強く、為替が不利だとしても、70万ドル(5000万円くらい)あれば、いい住宅地の周辺で、かなり素敵な家が買えると思う。
私たちがねらえるのはもっと安い、30万-40万ドルのレンジ。30万ドルが日本円では2000万円相当といっても、私たちは日本円で稼いでいるわけではないから、30万ドルは、3000万円とかわらないわけですよ。
どうしてこんなに家が欲しいかというと、家賃を払うのもローンを払うのも一緒だから。そして、NZでは不動産取得税みたいのもないし、相続税もないし、いらなければ人に貸して、その家賃でローンを払い続けておけばいいし、たいして面倒もない。
しかも、日本ではおめにかかれないような、すっごい素敵な家がたくさん。
たとえ、3ベッドルームくらいの普通そうな家でも、日本の普通の家より数倍は素敵な家を見つけられる。
おそらく、まずスペースの大きさが最大の違い。
それから、本物の、洋風建築の持つ雰囲気のよさ。
こうやって、もう1年もオープンホームを見続けて(楽しいんだこれが。普通に住んでる他人の家の中を見て回るわけだから)さらに、ものすごくたくさんあるこっちのガーデン関係の番組なんかをビデオまで取りながら見ていると、今度日本のガーデニング雑誌やインテリア雑誌なんかが、すごく貧弱にインチキくさくみえてしまう。
もともと天井の低く、和室っぽかったところの、ほんの小さい庭に、レンガをしいて“素敵な庭に生まれ変わりました”といったところで、いや、それはちょっと無理が…となっちゃうからね。
KIWIが、“イングリッシュガーデニング”なんていっている日本の庭を見たら、
“いやいやそれは違うだろー”と思うのは
NZで、枯山水のイメージと思われる白っぽい砂利と、コンクリかためて作った安っぽい灯篭もどき(しかも時々中国風?!)なんかをおいて、ジャパニーズガーデンと銘打ってる庭を、ちゃんとした日本庭園の静かな美しさを知ってる私たちが見たとき“いやーこれはいくらなんでもひどいでしょ…”と思うのとまったく同じだと思う。
(実は、一部で人気があって、“Binsai”とか“Zen”テイストの、石を多く使ったガーデンとして認識されている)
日本のイングリッシュガーデン特集をみるのは、NZにある日本庭園(とは私たちには思えない水準の)特集を見るのと、まったくおなじなんだろう。
とりあえず、ウッドデッキを作りました、とかとりあえずレンガをひいてみました、西洋風で素敵でしょ
=とりあえず石の灯篭おいてみました、日本風でしょ
って感じで。
伝統と技術に根ざしていないものは、どんなに真似しようとしても、安っぽくなってしまう。
やはりここではNZ風の庭園を、日本では美しい日本庭園とこたつの生活を楽しむのが一番だ。
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ところで、ままりんからお土産のFoli Foliの時計が届きました。白いの。ありがとーかわいーよー♪
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