今日は、朝から会議。
しかも会社近くのホテルのコンファレンスルームを使って。何故会社に立派な会議室があるのに、そこでしないのかは私には不明。
予定通り9時半に会社を出て、10時前に到着。そして、もちろん、10時ですのでモーニングティー(当然)。
今日は、HR(ヒューマンリソース)にペイロールと私たち秘書(一応課の名前はshared serviceというんだけど)を混ぜた会議。今日のテーマは、かなり抽象的なことで、要するに、如何に我が社を、いい会社にするか、ということ。
NZでは、人の回転がものすごく早いとはいえ、やはりあまりに早いと、新しく人を雇うのにかかるコストも馬鹿にならないらしい。
そこで、魅力的な会社になって、辞める人を減らそうという作戦だ。
これは、私にはほんとに(文化的に)興味ある議題である。なぜなら、いかに気持ちよく、支えあって、楽しい職場にしていくか、という話し合いが、会社の会議として成立してること自体が驚きだからだ。
どちらかというと、この内容は、日本では組合で話されている内容だと思う。
日本の組合の会議では,言っても言っても、言いたいことはつきなかった。何時間でも、不満でも改善点でも言い続けられた。ここでは、みんな熱心に議論してはいるのだけど、私の目からみたら、支えあう、とかポジティブに、とか抽象的なことを話しているようにしか思えない。
つまり、それだけ(具体的な)不満はないということなのだろうと思う。
私も、改善点はないかといわれても、ほんとに困ってしまう。ここでの不満といえば給料くらいだ。当然日本の時の給料よりはずっと安いし、この国ではボーナスもないから。
“NZでもっとも魅力的な企業になるには”といわれても、多くの日本人が想像する理想の会社の姿は、多分こんなもんだろうなーと思っちゃうから、役に立つ意見も出ないのだ。
私にとっては、海の横に立つオフィスの日本の時の3倍の大きさの机で仕事できて、英語の勉強にもなって、モーニングティーとアフタヌーンティーがあって、残業がなくて、用事があれば1時間くらい早く帰れて、車で30分で通勤できて、まとめて一ヶ月の休みの取れる会社に、何の不満があるというのだろう。(ちなみに、今のNZの法定の最低有給は3週間だが、2006年から4週間になることが決まっている。すると、土日もあわせると1ヶ月以上の連続休暇が可能になるってことだー)
私はここではあくまで秘書だから、そんなに高い給料も、昇進もこのままではないけど、もしも私がここで違う部署で働いていて、ちゃんと昇進とかもある給料もいいような立場に立てるなら、どこからどうやって不満をみつければいいかわからないくらいだ。
それなのに、何故人が辞めていくのか、と言う疑問は私には答えられない。多分、ちゃんと資格のあるKiwiたちは、ここじゃなくても、同じように条件のいい職場が、いくらでもみつけられるからだということなのだと思う。
(つまり、私が参加しても、なんの役にも立てない会議でした…)
しかも会社近くのホテルのコンファレンスルームを使って。何故会社に立派な会議室があるのに、そこでしないのかは私には不明。
予定通り9時半に会社を出て、10時前に到着。そして、もちろん、10時ですのでモーニングティー(当然)。
今日は、HR(ヒューマンリソース)にペイロールと私たち秘書(一応課の名前はshared serviceというんだけど)を混ぜた会議。今日のテーマは、かなり抽象的なことで、要するに、如何に我が社を、いい会社にするか、ということ。
NZでは、人の回転がものすごく早いとはいえ、やはりあまりに早いと、新しく人を雇うのにかかるコストも馬鹿にならないらしい。
そこで、魅力的な会社になって、辞める人を減らそうという作戦だ。
これは、私にはほんとに(文化的に)興味ある議題である。なぜなら、いかに気持ちよく、支えあって、楽しい職場にしていくか、という話し合いが、会社の会議として成立してること自体が驚きだからだ。
どちらかというと、この内容は、日本では組合で話されている内容だと思う。
日本の組合の会議では,言っても言っても、言いたいことはつきなかった。何時間でも、不満でも改善点でも言い続けられた。ここでは、みんな熱心に議論してはいるのだけど、私の目からみたら、支えあう、とかポジティブに、とか抽象的なことを話しているようにしか思えない。
つまり、それだけ(具体的な)不満はないということなのだろうと思う。
私も、改善点はないかといわれても、ほんとに困ってしまう。ここでの不満といえば給料くらいだ。当然日本の時の給料よりはずっと安いし、この国ではボーナスもないから。
“NZでもっとも魅力的な企業になるには”といわれても、多くの日本人が想像する理想の会社の姿は、多分こんなもんだろうなーと思っちゃうから、役に立つ意見も出ないのだ。
私にとっては、海の横に立つオフィスの日本の時の3倍の大きさの机で仕事できて、英語の勉強にもなって、モーニングティーとアフタヌーンティーがあって、残業がなくて、用事があれば1時間くらい早く帰れて、車で30分で通勤できて、まとめて一ヶ月の休みの取れる会社に、何の不満があるというのだろう。(ちなみに、今のNZの法定の最低有給は3週間だが、2006年から4週間になることが決まっている。すると、土日もあわせると1ヶ月以上の連続休暇が可能になるってことだー)
私はここではあくまで秘書だから、そんなに高い給料も、昇進もこのままではないけど、もしも私がここで違う部署で働いていて、ちゃんと昇進とかもある給料もいいような立場に立てるなら、どこからどうやって不満をみつければいいかわからないくらいだ。
それなのに、何故人が辞めていくのか、と言う疑問は私には答えられない。多分、ちゃんと資格のあるKiwiたちは、ここじゃなくても、同じように条件のいい職場が、いくらでもみつけられるからだということなのだと思う。
(つまり、私が参加しても、なんの役にも立てない会議でした…)
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