がーんっ
ついに終わってしまった〜6年間続いたシリーズが…(真剣に見始めたのはこの2年くらいだが)
ううう、火曜日の楽しみが…

と、悲しんでいたら、来週、最終回のあとの“farewell”回があるらしい。何をするんだ?最後のナゾの“John”について?

今朝毎朝聞いてる車のラジオでも、女性のDJが悲しんでいた。そしてBICが嫌いだ〜といっていた。男のほうが、“でもBICは金持ちだし”、といったら、“金はあるけど最低だ〜”といわれていた。ま、ね。
でも、この回は、ペトロフスキーのがずっと最低だったんじゃない?

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最初のシーンは、パリで、キャリーとペトロフスキーの元妻とのランチで始まるんだけど、二人ともほんとに素敵。

キャリーは38歳(実際サラ・ジェシカ・パーカーがいくつかは知らない)、ペトロフスキーの妻も40代だと思うけど、どうしてああいう素敵な歳のとり方ができるんだろうなあ…。

日本だと、若けりゃ官軍、年取ることがほとんど悪いことのようにいわれてて、いき遅れだの負け犬だの賞味期限切れだの、男だって未婚で40歳になっちゃったら、“なんで結婚できないんだろうね”と見られる運命から逃れられない。

そして、おじさん、おばさんというものにさせられていく。

なっていくのじゃなくて。

子供が使う“○×おばさん、おじさん”という呼び方は仕方ないけど、大人が、間違いなく悪意をこめて年長者を呼ぶ“あのオバサン”的な使い方がいけない。

英語では、girlの次は、ladyかmadam(別に結婚してなくても女性をマダムと呼ぶ)になって、そこまでだが、日本では女の子の次は→女性→それから、おばさん、としてしまうのがよくない。おばさん、という言葉には、歳をとってきた女性、という以上の意味が強すぎる。

これほど日常普通に使われていながら、深く悪意のこめられたConnotation(言葉の持つ、表面上の意味以上のニュアンスや含みのこと)を持つ言葉は、他に思いつかないくらいだ。

例えば、妻という言葉と比べると、“妻”にはそういう否定的な意味はほとんどないと思われる。
例えば、人妻、という言葉は、AVビデオのタイトルにもよくあるように (何でそんなに人妻がいいのかよくわからんが)、セクシャルな雰囲気も持てる。
団地妻という意味不明の言葉が、いつ作られたのかしらないけど、これが“団地おばさん”じゃ、AVのタイトルにもならない。

“おばさん”という言葉は、女性から、恋愛とか、夢とか、セックスとか、あらゆる瑞々しいものを引き剥がした結果残るものだけをさすように思う。

おばさんは恋愛しない。夢も見ない。Hもしない。
おばさんという言葉には、ほんのちょっとの色気も魅力も感じられない。

だから、おしゃれで、恋愛して、生き生きしているキャリーたち4人のことを、オバサンと呼ぶのはどうやっても不自然で無理なのだ。サマンサなんか、45歳(役では)だというのに!

私もGirlのあとは、Ladyのままで生きていけるようがんぱろう。(東洋人は若く見えるので、こっちではじつはまだGirl扱いなんだけどね…うーん)

NZでも、女性が“おばさん扱い”されないことが、いつまでも女性がいきいきと、楽しそうでいられる理由だと思う。(“負け犬”といわれるかもしれないプレッシャーもないし)
人は、おばさん扱いされれば、オバサン臭くなり、淑女のように扱われれば、そういうふうに振舞えるものだと思うから。

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ria

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