とはいっても、フラットメイトがいるから大丈夫。

もしも誰もいなかったら(というか、だんな様と二人暮しだったら)、出張でいない間、会社から帰って、何日間も家で誰とも口きかないことになるのかと思うとぞっとする。
日本だったら、そういう生活してる人多いわけだもんね…そりゃ、子育てノイローゼにもなるだろうと思ってしまう。日本の場合は、まだテレビとかあるけど、ここでは家でままりんと長電話というわけにもいかないし、テレビも、そう面白いものがあるわけではないから。

結局、また森博嗣の続き(笑わない数学者)を読みおわってしまった…
このくらいの長さの本だと、だいたい2-3時間で読み終わってしまう。重い思いして持ってきてる貴重な日本の本、大事に読まないと、すぐ終わっちゃうのでもったいないんだけど。

いつも、持ってこられる量に限りがあるわけなので、日本にいる間に、「年にたった3週間のみの、日本での人生!」と思って、日本でしか食べられないものを刹那的にたべてしまう(そして太る)のと同じで、本も厳選したのを読んでいくしかない。
一読の価値しかないものを(普通でも、そう予想されるものは既に読まないけど)、わざわざ日本から運んできて、NZの蔵書に加えるような、ぜいたくはできないから。

こうなると、なおさら「時間の洗礼を受けた本しか読まない」という誰かのポリシーが、身をもって感じられる。確かに、数年前のベストセラーで、今現在古本屋で100円でも誰も買っていかないような本が多いわけだから、そんなものに、時間とお金とここまで運んでくる労働力をかけるのはムダなことだ。
現代のものに関しては、既に京極さんや塩野さんのように、作者名だけで買うと決められるもの以外は、最低でも10-20年は生き残ったものを読むようにしてちょうどいいみたい。
森博嗣も、名前だけで、安心して買おうと思える作家だといいな。読みたいと思う現代小説家がいないと、トルストイとかばっかり読み返すことになっちゃうから(それもいいけどね)。赤川次郎100冊もらうより、アンナカレーニナ1冊のほうが、はるかにいいから。

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ria

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