国際結婚

2004年4月16日 日常
会社のあと、先週NZ在住のイギリス人の彼と結婚する為に日本から帰ってきた友達のうちに遊びにいってきた。

彼が8年間借りている一軒家に彼女も入っているので、そこにはじめて遊びにいってみた。
ロケイションはなかなかいいのだが、わたしにはちょっと住めないかも…あまりにすごすぎて、掃除をしようにもどこから手をつけていいからわからないような感じ。多分普通の日本人の方には、口で説明しても、お分かりいただけないレベルだと思います。ははは。

現在彼らは、その一軒家に、カナダ人1人と、他の日本人2人をフラットメイトとしておいているが、彼女はちゃんとしたところを借りるなり、買うなりして引っ越させる予定らしい。

 1年後くらいには、両親がNZに遊びに来たいといっているらしいので、それまでにはちゃんとしたところに越していないと、たしかに両親は相当不安になるだろう…ただでさえ国際結婚なのに。

 彼はNZに来てけっこう長いイギリス人のグラフィックデザイナー(38歳)で、今日も一緒にご飯を食べたのだが、ちょっと2人の話を聞いても、やっぱり国際結婚って難しいなーと思うことがちらほら。

でも彼はなかなかものをよく考えてる男で、話をしてるぶんにはとても面白い(あの超ウルサイイギリスの動物愛護協会は、イギリス狐狩りについてなんていってるのさー、と聞いても、ちゃんと答えられるような)。

でも彼は、彼女が日本に帰国してしまった後、わざわざ日本まで彼女を迎えにやって来て、彼女の両親に挨拶にまで来てしまったつわものだから、ま、なんとかなるのかもしれない…

幸運を祈る!

納豆。

2004年4月15日 日常
できちゃった。
簡単?

実は納豆をセットしてから、だんなさまが納豆作成のHPを調べたら、もっと長く豆は煮なくちゃいけないとか、もっとちゃんと殺菌しなくちゃいけないとかあったらしいんだけんど、そういう注意、一切なしに、ちゃんとできちゃった…(先に調べるべき)

どこかのHPに、作成直後はアンモニアの匂いがすることがあるので、作成後は1.2日寝かせたほうがおいしいとも書いてあった。

ふたを開けてみると、確かに納豆の香り。
混ぜてみると、まごうかたなき納豆のねばねばが…。
そしてあったかいご飯にのせてみると、ごはんの蒸気とともに、そこはかとなくアンモニアの匂いがする(納豆菌活動の結果らしい)。

とにかく豆が膨らんで、すごい量の納豆になったので、小分けにして冷凍。おそらく一か月分くらいの納豆はできたものの思われる。わーい。

納豆作成中

2004年4月14日 日常
納豆を作ってみることにした。
こちらでは、チャイマ(チャイニーズマーケット)や日本食材店で冷凍のものは手に入るものの、もちろん高いので(2パックで3.4ドル程度)、簡単だというウワサを信じで大豆1キロを購入(2.5ドル)。

そして、納豆菌のもととなる、納豆も1つ購入。あとは豆を水につけ、煮て、納豆と混ぜてから温かくして20時間納豆菌の増殖を待つのみ。

そんなわけで、夕べからなべにそれをセットして家を出てきたので、うまくいけば、なべいっぱいの納豆ができるはず。

ポイントは、雑菌が増殖しないかどうからしく、もしも納豆菌がうまく増殖せず、混入した雑菌のほうが増殖してしまった場合、できるのは納豆ではなく、ただのなべいっぱいのくされ豆となるわけだ。

さて、帰って対面できるのは、鍋いっぱいの納豆か、くされ豆か、あした報告いたしまする。

刺青

2004年4月13日 日常
隣にすわってるGM(ジェネラルマネージャー)の秘書ミシェールが、

「誰にも言わないでね」

と、刺青を見せてくれた。

彼女のおへその横には

「昔日本」

………?

ミシェール 「で、これなんて意味?」

意味調べてから刺青しろーーーーっっ
イースター4連休、ワイポウア フォレストに行ってきました。ここはカウリコーストとも呼ばれ、NZの原生林がそのまま保存されており、NZ最大のカウリの森があるところです。
場所はオークランドから北へ4時間ほど(けっこう遠い)。

カウリという木は日本でいうなら縄文杉のようなもので、何百年も生きて、太さが何メートルにもなる木。

NZの原住民は文字を持たなかったから、正確な年代は不明だけど、ちゃんと測定したら、縄文杉より古いものがあるかもしれないという話は聞いたことがある。

今回見てきた最大のものは、太さが直径5.5メートルで推定1600歳らしい。

西表の原生林もそうだと聞いたことがあるが、ほんとにそこにいるだけで、わたしってば癒されてる〜、という感じのする森である。
NZ特有の背の高いシダのなかに、美しいカウリが林立する森は、それは美しいものだ。

このカウリは、もう伐採禁止だから、カウリで作った家具はほんとうに高級品でなかなか手が出ない。
いつか家を買ったら、是非欲しいものの一つではある。

今回の旅行は、まえまえから企画していたのではなかったので、なんとか予約のとれたOpononiというところのYHAに泊まったのだが、ここが丘の上のファームのど真ん中にあってなかなかすごかった…ファームの真ん中に昔はキャビンだったものが置かれてて(部屋風に改造はされているがキャビンはキャビン)、そこに泊まったのだ。
 とはいえ、牧場のどまんなかの丘の上で、星がとてもきれいだったし、めざめたら周りで羊が草を喰らっていた。(写真Up予定)

 森はとてもステキだけど、片道4時間かかるので、急ぎ足のツアー客には、とてもじゃないけど森の父Ta ne mahuta(巨大カウリの名)に会うためだけにはこられないところだと思います。

貝掘り

2004年4月4日 日常
久しぶりに貝を掘りにいく。

今日は、永住希望でやってきたばかりの家族を、一緒に誘ってつれていってあげた。お父さんが用事で一週間日本に帰ったため、お母さんとおばあちゃんと子供3人まったく家から動けずにいて(子供たちも小さいし、車なしではNZはほんとに動きにくいところだから)かわいそうだったから。

場所はオークランドから車で一時間もしないところ。ここはほとんにたくさんの貝がいるので、実際掘る時間は30分もあれば、簡単に規定数まで取れてしまう(一人頭50個まで)。

今日もまた、保護官が「ちゃんと数を守ってるかー」とチェックに来た。私たちのちょっと前に貝をほっていた中国人は(またか…)、規定の5倍も量を取っていて、すごい罰金をとられたらしい。

 天気もなんとか晴れ曇りで持ちこたえたし、子供たちも海で潮干狩り(といっても、日本のとはちょっと違うけど…)できて、家で缶詰になってるよりは楽しかったんじゃないかな。

うちらにとって貝掘りは、れっきとした食料調達の手段であって狩猟採集の精神にのっとっているから、子供に任せているばかりじゃなくて、大人もせっせと掘るんだけど。(もともとはだんなと2人で来るつもりだったし)。

帰りに、やっと先週決まった、その人たちの家にお邪魔したんだけど、日当たりもよくて、庭も広く、なかなかステキなおうちだった。虫が入って来て困る、といってたけど、普通の日本人は、そう感じるんだよね、やっぱり。

網戸とか一切ないから、クモとか蛾とかどうしても多少は家に入ってくる。こっちの人はまったく気にしないし、網戸がないのに、入ってくる虫がその程度なのだから、量は日本よりはずっと少ないわけなんだけど、ずっと東京でマンション暮らしだったというので、やっぱり気になるのかも。
まずBad newsから…
昨日家に帰ってショックを受けた。

庭のトマトがない…

我が家はミニ家庭菜園をやっている。私よりだんな様のが熱心だが、とにかくバジル、シソ、ローズマリー、パセリ、トマト等植えていて、今ミニトマトがまさに収穫期だった。真っ赤な実を毎日15個くらいは収穫して食べられるほど、実がたくさんなっていたのに、まったくもって、根こそぎないのだ。

ローズマリーも引っこ抜かれ、土がたいらにならされてる。すぐフラットのオーナー(Kiwi)に電話した。

すると、
「あ、そういえば妹がガーデンに手をいれるとか言ってたけど…」
「あんなにトマトの実がなってたのに引っこ抜くなんて信じられない!!」
「Oh my god!」

オーマイゴットじゃなーーーいっっ。
シソはよく雑草と間違えて引っこ抜かれたという話を聞くが、あんなに真っ赤な実のなってたトマトを根こそぎにしていくなんて、何考えてるのかまったく理解できん!!

オーナーは妹に電話してみるよ、とか言ってたけど、春から育ててたトマトが帰ってくるわけじゃない…
かなりへこんだ。

Good newsのほう。
それでへこんでいたら、今は日本にいるはずの、驚くべき友達Mから電話があった。
NZに帰ってきたのだ。

Mとはじめて会ったのは、地元のコミュニティのIELTS受験コース。語学学校じゃないから、日本人はめずらしく、話していたら、なんとうちのフラットの上の階に住んでいたことが判明(上とは建物の上下だけど、通路はないので交流は少ない)。

 彼女はイギリス人の彼がいて、そのため会話だけなら、私よりずっと流暢だ(と思う)。
その後、私も彼女も、しばらく大学は違うものの、同じ時期に学生をはじめて(彼女はデザイン課だった)、彼女がそこから引越した後も、ずっと友達だった。

 1年ほど前、卒業を機に、彼とのことをうやむやのまま日本に帰国していたのだが、グラフィックデザイナーのイギリス人の彼の情熱に負けて、結婚するつもりで帰ってきたという。

すごいーめでたい!

彼はNZの永住権も持ってるし、まったく問題ない。

ただ、彼女的には、いつかは彼も連れて日本に帰りたいらしく、両親もそうやって説得して(しかも田舎の人なのだよ…)出てきたという。

でも、とりあえず私はうれしい!
日本にいるより、ずっと出会いと別れを意識することが多いこの環境で、こうやってまたしばらく長く一緒にいられる人が帰ってきてくれたことがうれしい。

おかけで、トマトの傷が少し癒えた。

パソコン復活!

2004年3月28日 日常
長らく壊れていた家のマイパソコンがついに直った。というより直した。
会社でもっと性能のいいパソコンがあるし、家にはだんな様のラップトップもあったから、特に不自由はしてなかったけど、でもやっぱりうれしー。

会社のITの人が教えてくれたコンピューターの修理屋&中古部品店にいったら、マザーボードがいかれてるねーと、すぐ中古のと取り替えてくれた。たった60ドル!
 しかも、前のマザーボードはビデオカードがついていたけど、今回中古でついていたのにはなかったのに、中古部品の山から見つけてくれて、「最新のじやないけど、ま、充分だから」といって、タダでつけてくれたーなんて親切なKiwiなんだー。

 ついでに、CDに書きこみできるようにしたいんだけどいくら?と聞いたら、その場で全部取り付けからやってくれてたった70ドルというので(これは中古じゃなくて新品!)つけてもらっちゃった。

 挙句に、モデムのディバイスと、スピーカーへのディバイスも、壊れている間におかしくなっていたのだが、ダウンロードしてインストールしてくれた(タダ)。

すっかり完璧になって、性能アップしたMy コンピューターちゃん。
そもそも、知り合いの知合いが中古で組み立て、それを知り合いが買い取り、さらにその人が日本に帰国するときに、それを私が3万円で(全てセットで)買い取ったというものなので、もう駄目なのかなーと思っていたのだが、調子が悪くなったところさえ取り替えれば、まったく問題ないいいパソコンだよーとのこと。

やっぱりプロはすごい。

そんなわけで、たまたまだんな様が忙しかった週末のあいだ、久しぶりに中身を整理したり、写真のバックアップを取ったりで楽しく(?)すごしました。
友達夫婦にさそわれて、ポンソンビーに新しく出来た居酒屋に行った。といっても私は飲まないので、日本食をめあてに行くだけだけど。

私たちに共通のKiwiの友達と、もう一人でみんなで6人で行ったので、結構いろいろな料理が食べられてよかった。

びっくりしたのは、店のオーナーが知合いだったこと。

数年前、はじめてNZに来たとき、私が通った語学学校のカフェテリアで日本食やコーヒーを作っていた人だった。その人は日本でも経歴もなかなかやり手ですごいんだけど、ついに自分のお店を持つようになっていたとはー。おめでとうございます!

船釣りの一日

2004年3月21日 日常
ついに、Day light Savingが終わった。
今日から冬時間。また、冬がやってくると思うとちょっと悲しい。

今日はだんなさまが、「たまには釣りに付き合ってよ〜」というので、ま、1シーズンに一回くらいは…と、一緒に行くことにした。

釣り船を1つチャーターするので、友達を誘って今回は総勢5人(女2人、釣りキチ3人)。
ハーフムーンベイから船で小一時間のところまでいく。今日の狙いはキングフィッシュである。
通常、キング狙いではベイオブまで出かけていくだんな様だが、今日はオークランドから。

 非常にいい天気で風もなく、船で過ごすには最高の天気。
まずは、キングのえさにするためにカウアイという魚をつる。通常餌のためにはルアーでつることが多いのだが、今日は途中に見事な鳥山に興奮した釣りキチたちは、フライとルアーのあわせ技でいく。

スキッパーがなぐらめがけて船を高速でよせ、惰性で中に突っ込む。そこですかさずルアーとフライを投げ込む。ライズなんて、そう続くものじゃないからチャンスは数十秒〜長くて2.3分。
 
船をどんどん走らせながら鳥を追いかけていく。
 キラキラのルアーとフライを、次々魚が追ってくるのが見える。30-40センチのカウアイ数匹が釣りあがった。

そこまでは順調だったけど、カウアイをぶら下げてトローリングをしても、海流に流しながら待っても、なかなかキングはこない…
ま、オークランド周辺だからそうそうキングはいないと思っていたんだけどね。

結局本物のアタリは4つで、キングがちゃんとかかったのは1回きり。

 帰りは悔し紛れにまたまた鳥山をおいかけて、フライとルアーでカウアイ釣りをして、それなりに満足げな釣りキチ達。まあ、海でフライがきまるというコンディションの日はとっても少ないらしいからよししましょう。
 ちなみにriaの釣果はボラ1匹と赤ちゃん鯛2匹。

トリッシュの話

2004年3月18日 日常
先ほど4時に秘書の1人、トリッシュは帰っていった。今日は娘の大学の卒業式なので、式には出ないが、そのあとのパーティに出るらしい。

相変わらず、用があれば、さっさと帰っていくここの人たちっていいなあ。
彼女は家に中国人の男の子を2人、フラットメイトとして置いているが、もう1年にもなるので、ようやく彼らを再教育し終わったとよく言っている。

トリッシュいわく、やってきた当初、彼らは電子レンジの使い方から掃除機の使い方もしらず、食べた後片付けすらできず、庭に水をまいてと言っても、それもどうやるかわからず、どうしようもなかったらしい。(18歳と25歳で!水くらい適当にまかんか。)
 未だ中国では「男子厨房に入らず」が生きているから、電子レンジの使い方や皿洗いの方法は知らなくて当然だそうだ。

掃除も片付けも、ベッドカバーをはずすこともできない。 何一つしない彼らに、「私は母親でもお手伝いでもなーいっっ」と教育をほどこし、ようやく最近は多少は自分で自分のことができるようになってきたとのこと。

 ふつう、当然だか、フラットメイトというのは住むところをシェアするだけで、自分のことは自分でやるし、掃除なんかも分担でやる。みんなで汚すんだから当然で、別に家のオーナーが掃除をするわけではない。
 これだから、フラットメイトに中国人はお断りと書かれても仕方がないんだろうなあ…

 彼らは、たまたまそういう人を追い出すのではなく、教えてくれるトリッシュのような人の家に、フラットメイトとして入れてほんとにラッキーだったと思う。次からどこから住むときも、ちゃんと自分のことは自分で出来る一人前の人として、フラット探しできるだろうから。

長期の滞在希望

2004年3月13日 日常
…の人のお世話をしにいった。
たまたま車が足りなかったので手伝いにいっただけだけど(知り合いのビジネスの一環)。

 詳しくは書かないが、子供もおばあちゃんもつれて、日本のおうちもなにもかも売って、こっちに移住してきたという。

 そんなわけで現在ホテル暮らし、何のつてもないというのでまず家さがし、車探しからスタート。

 だんなさん(まだ30代)が日本でちゃんとした職業についていたので家をかったりしばらく生活に困らないだけの貯金はあるらしい。

 それにしても、ほとんど何の準備もなく、奥さん子供おばあちゃんつれて、日本の家も売っちゃってくるとは、なんて思い切りだろう!

 人によっても無謀というかもしれないけど、移住したい、海外に住みたいといいつつ、さんざんいろいろ調べて、結局踏み切れない人すらいるのに、ある意味驚嘆に値する。

 現在の問題はビザと、だんなさんが仕事を見つけられるかどうか(英語はあまりできない)。

 でも、もしそれがうまくいったら、家を買えるくらいの貯金を日本でためて、まだ子供が小さいうちに家族でこっちに移住できるという理想のケースになれるかも。

この国で最初から働いてたら、日本で稼いでくるように、数千万なんてとてもじゃないけど稼げないから。

 NZへの移住希望の話は多いが、もっとも思い切りのいい移住希望者のおはなし。
 でもまだ小さい子供が不自由そうでちょっとかわいそうなので、はやく落ち着けるようできるだけのお手伝いはしてあげたいのでした(ビジネスとはいえ)。

雨雨雨雨!

2004年2月29日 日常
今年のNZの夏は異常だ。寒すぎる。雨が多すぎる。これでは冬とおんなじだ。

さっきラジオでも、史上最大の低温でUnstableな天気だといっていた。

土曜日も一日降っていたが、夜から日曜にかけての降り方は、まさにサイクロンと呼ぶにふさわしかった。
我がフラットは古いが、4年近く住んでいて、雨漏りがしたことはない。それが、朝起きたら、窓の周辺のじゅうたんがしっとりするほど水がしみこんでいた。それほどまでに、一晩中窓に雨が吹き付けていたのだろう。
 幸い、50センチ四方程度の被害だったので、すぐ乾いたけれど。
1月から、カラッと晴れた夏の一週間というのがほとんどない。真冬の天気と同じだ。

そう考えると、ダイビングのときも、ロトルアのときも、私がイベントがあったときは、まがりなりにも晴れてたから、かなりラッキーだったのだろう。

 今年旅行に来てる人はちょっとかわいそうである。

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2003年3月1日 日常

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ria

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