MDが南島に出張なのでちょっと暇になったぞ。

ところで今日は私が永住権を取れて丸二年たつ記念日である。なぜ記念日かというと、取得から2年のあいだは規定の日数（1年の半分）ニュージーランドにいなければならないからで、2年たった今、これでNZをいくら離れて、日本に帰ろうとも、永住権は消えないのである。
今すぐ日本に帰るつもりがあるわけではないけれど、執行猶予が消えたような気分?でちょっとうれしい。

NZの永住権のすごいところは、権利のほとんどが、Kiwiと変わらないということ。日本の永住権のように選挙権がない上入国の手続きが複雑、なんてこともない(しかもほとんど発行しないくせに)。何でも安くなるし、入国はKiwiと同じカウンターが使えるし、選挙もできたし、唯一違うのは被選挙権がないということだけ。

その最後の更新の手続きに、イミグレーションに来週あたりいかねばならない。これで永遠にあのイミグレーションと縁が切れると思うとほんとにうれしい。日本の役所もそうだけど、役所というのはLast place I want to go!であるというところはどの国でもかわらないと思う。

今日は合コン?

といっても社長とだけど。
先週誕生日だったので、MDがご馳走してくれるといったが、2人でいっても仕方ないので(だって毎日会ってるし…)、お互い知り合いを連れて行くことに。MDが独身の日本からきてる日系企業の独身の赴任者をつれてくるというので、できれば私がつれていくのは独身の女の子のがいいということに。

ところが良く考えると独身の知り合いが最近すくない…一番よく遊ぶ友だち2人はKiwiとポーランド人と結婚しちゃったし。もう一人よくあぞぶKiwiの友達も8月に結婚するし。

結局私のだんなさんつながりの友達2人（だんなと会社が一緒）を誘うことに。私もNZにいてしばらくその会社 にいたことあるから知ってるし。
合コンなんてなつかしい響き…。しかし、女の子二人はだんなと共通の友達だし、MDも一緒にご飯たべたことがあるので別に問題ないよね。まったく。社長がつれてきた日本人の男の人はなるほど、某有名日系企業。若いのに海外赴任でいいわねえ。
しかし久しぶりにいいレストランでおなかいっぱい食べた。

合コンっていうか…とにかくおなかいっぱい食べました。まる。

週末だけは見事に晴れた。なぜか日本の梅雨の時期とまったく同じように雨が降る。冬の雨だから寒いけど。
ニュージーランドは雲が美しい。空気がきれいだからだろうか。高い建物がないからだろうか。会社から帰るとき、ごく普通の夕方の雲がものすごい遠近感で迫ってきたりする。

　ニュージーランドに日本のような夕焼けはない。これは空気がきれいだからだそうで、空気中に乱反射 するものがないから。したがって空気の汚れた東京の夕焼けは、世界一美しいといっていいらしい。

ニュージーランドの夕焼けは空は赤くならずに、雲が赤くなる。空の色は昼間のような青さなのに、雲だけが真っ赤になることがある。空気がきれいだと、人間元気がでるもんだなあとほんとに思う。

月に一度、オークランドでは大きい骨董市がある。何でも鑑定団を是非ともつれて生きたい感じ。私はそんなに値打ち物とかはわからないが、古そうな道具とか、面白そうなものも結構売っているのでときどきいくのだ。
　
　久しぶりに行ったところ、以前と場所がちょっと変わっていた。同じ敷地内だけど建物が。結構広い会場にそれぞれスペースをとってみんな皿だの絵だの古道具だの売ってるので、昔よく行ったとあるイベント会場のようだ(ね、朝倉!)。やはり瀬戸物系が多い。家を買ったらこういうところでそろえたいなー。ニュージーランドは人口も少なく、品物の種類も日本のように豊富ではない。どこかのショッピングモールに売っているものはかならずどこか違うところでもすぐ見かける、という感じ。お店とブランドの数が少なすぎるから、誰かの家でもすぐ「あ、これ売ってるのみた」というものがある。その点骨董市の皿なら、もうどこにでも売ってるというものではないからいい。

　結局、まず額入りの絵を二枚買った。一枚はオークの額入りで、絵だけじゃなくて額がすごい素敵なの。もう一枚は白い額だけど、コンテンポラリーな感じのデザイン。どちらも年代もの風で、1メートル近い大きさなのに、マーケットがしまる直前だったためなんと2つで15ドル!!もって帰りたくないからって値引きしてくれたんだって。オークのほうは額だけで絶対50ドル以上はすると思う。

それからStrictly Ballroomのビデオ。これは私がもっとも好きな映画の一つで、ずっと欲しかったんだけどたまたま発見。スコットがめちゃめちゃかっこいいんだもーん。骨董の宝石を売りに来てた人がついで、という感じで 売ってたのを5ドルでゲット。それから手のひらくらいのM&Msのぬいぐるみ。これが普通のM&Msの形なんだけど、バニーちゃんの耳がついてて、顔もすごくかわいくて、UFOキャッチャーに入ってたら大人気になりそうな感じのかわいさで思わず購入。

そんなわけで、30ドル以下で満喫しまくったマーケットでした。

昨日はさみしい誕生日だった。
ままりんが電話くれたけど。
フラットメイトの一人は昨日なんと39度以上の熱を出して寝てるし他誰も帰ってこないし。

あ、でもよっちゃんが帰ってきた。
よっちゃんはうちの猫。もう一週間以上かぜひいててその前の日一日行方不明だったんで心配してた。
もう今みすぼらしくてみてられない。
涙が流れてたところがただれちゃって目の下の毛が抜けてるし、鼻の横をこすり続けるからかさぶたになってる。保健所の人が見たら、絶対病気の野良猫と思ってつれてっちゃうーって感じ。

でも、今までまったくちゃんとは動けなかったから、外にいた場合は抱いてつれてきてたのに昨日はお風呂の窓から自分でジャンプして入ってきたのでよくはなってるのかも。

今朝も朝までぐっすりうちの部屋で寝てて、(いびきで私は数回目が覚めたよ!すごい音なんだもん。いびきっていうか鼻がつまってるらしい)
仕事にいくので仕方なく部屋の外のキッチンに出したら、いやだーっていって何回出してもドアの隙間からすり抜けて中に入ってきちゃうの。寒いらしくて。部屋は鍵かけちゃうから自由に出入りできないので、キッチンに出してくるしかないんだけどかわいそうだった。

今週末にIngerが辞める。

彼女は今まで3年間Marketingのアシスタント兼Marketing Managerの秘書だった（隣の机にいる）。今までMarketingから欠員が出たときは、アシスタントからMarketingに移れるよう何度かたのんできたが、実現しなかったらしい。Marketingのペーパーを大学でとってきたわけではないから。
　しかし今回文房具の会社のMarketingに採用された。アシスタントとしての3年間の経験が認められたのだと思う。こうやってKiwiは転職することで自分のキャリアアップをしていく。日本では昇進したかったら、会社を変えないほうがいい場合も多いが、ここではそうやって自分の望むポジションを勝ち取っていく。
　私もここで、次の転職が考えられるくらい力がついたらうれしいな。

新しいフラットメイトのけんちゃんが車を買うというのでエラズリーのカーフェアにいく。カーフェアは車のフリーマーケット。たまに見に行くと結構楽しい。今回は車の板金屋さんのたーくんがけんちゃんの助っ人でついてきた。とにかく見る目がないと、とんでもないものをつかまされることだってある。
　けんちゃん的にはワゴンが欲しかったようだが台数が少なかったうえ、まあまあよかったものが迷っているうちにさっさと売れてしまったので結局断念。数回の試乗と交渉の結果、微妙な緑色のブルーバード90年式をインテリっぽいおにいちゃんから購入。$2200也。ま、いいんじゃないかな。

　その後はだんなさまと二人でOpen Homeを見に行きがてらドライブしていたらセントへリアス（きれいで有名なビーチ）まで来てしまったので、ちょっとおしゃれにオープンカフェでフレンチトーストなど食べてすっかり幸せになってしまった。久しぶりにすごくいい天気で海もとってもきれいだった。このあたりはほんとにきれいだけど、その分値段も高いのでおうちをかうのはちょっと難しいと思われる。いい地域なので日本の総領事や、駐在員などが多いんだけどね。

18日から予算会議のために、MDが日本へと飛び立っていった。それで今週は私はすっかり暇になる予定だった…けどいそがしいよーー。たまたまHuman Resource Dept.が大掛かりなConferenceを全NZで行うのでそれを手伝うことになったんだけど、7.8箇所 でやりながら移動していくWork Shopなので場所取りとかホテルの予約なんかだけでもかなり手伝うことがあって。ま、いいんだけどね、ちょっと忙しいほうが。
ちなみに今日は弟君の誕生日。おめでとーー。

ついにTeam Briefの日である。
結局困った私は、フラットメイトに彼のバレーボールのユニフォームを借りて着ていくことにした。バレーボール痛いから嫌いなんだけどね…

朝からみんなジャージとかユニフォームなのでオフィスがおかしい…。
12時半からヘッドオフィス総勢70名がカフェテリアに集まり、バッフェランチ。隣の会議室までぶち抜きにして。
やはりAll Blacksの国、予想通りラグビーユニフォームの人が多いこと。日本人が野球を 一度はやったことあるように、みんなラグビーはほとんどやってるから。女の子はいろいろで、応援サポーターみたいなかっこの子や、この国では盛んなネットボールのミニスカートの子もいる。
　前半はバッフェを食べながら、NZのプレゼンテーション大会チャンピオンとかいう人のプレゼンテーション。ま、面白かったけど特筆するほどじゃないかな。
後半は、いかにもこっちでよくありそうなゲーム。まずチームごとに卵が配られた。で、箱にハンカチとかモールとか糸とかテープとかわたとかいろいろ入ってるものが渡され、その卵を 2メートルの高さからおとしても割れないように工夫しろというのだ。制限時間は5分でみんな卵にパラシュートつくってつけたり、綿でぐるぐる巻きにしたり大騒ぎ。そして最後に中庭で実際卵を落として実験くん。かなり大騒ぎだったな…。
　そして、コスチューム大賞は全身クリケットの防具で固めてきたレセプショニストが、準優勝は靴下までサッカーのスコットランド代表できめてきた会計士が受賞しました。おめでとーー。

今住んでるフラットは5部屋あるが、ここ1週間で2人新しい面子が入っている。というか、私はすでに3年近く住んでいるし、奇妙なマレーシア人のP氏も同じくらい住んでいる。大黒シェフのS君もかれこれ2年近くになるのでその3部屋には動きがないので、入れ替わるのは残る2部屋だけなのだが。隣の部屋に入った彼は、日本で5年、大工をやっていたそうだ。眉毛が森田豪のような24歳である。フラットの面白いところは、こういう日本では友達になれないような人たちと友達になれること。やっぱり会社づとめだったから、合コンとか行って(年に1.2回だったが…)知り合うのもサラリーマンや会社員ばかりだったけど、今までこのフラットで一緒に住んだ人達の職業はシェフ、車のメカニック、芸能(?)等さまざまでほんとに面白い。
　
　ニュージーランドではこうした職人系が圧倒的な強さを発揮する。なぜなら大工も美容師もシェフも車のメカニックも、技術が勝負で言葉がいらないからである。
反対に、日本では安定した収入のあるセールスマン、銀行員、総務の人なんかは、ちゃんとしゃべれなければ、現地のマックのアルバイトにすら採用されず、日本食レストランのウェイトレスやキッチンハンド、お土産屋さんの店員がいいとこだ。

だから、日本では比較的ちゃんとした大学をでてないと入れないようなところで働いていた人ほど、会社員の可能性が高いので、この国にながく住めない可能性が高い。仕事が見つけられないから。「大学なんていってないし英語の勉強なんか今までほとんどしたことないっすー」とかいってる今まで一緒にすんでたシェフも、メカニックも、こっちに残れる仕事をけっこう簡単に見つけて、最初はしゃべれなくても収入を得ながら長く住めるので、最終的にはすっかりこっちになじむことができた。

日本で知的職業についていた人達ほど、その技、会計の知識とか営業の技術とかを活かすのに言葉が重要なので、海外生活望むなら、数倍勉強する必要がありますよ(そして皮肉なことに、そういう人ほど海外志向が強かったりするのだー)。海外志向ゼロの大工の親方とか築地の寿司職人なんかなら、来た瞬間から仕事があるのに。

予算の資料作成がやっと一段落した。まだ細かい修正はあるものの、大物はほとんど作り終わったぞーっっ。あとは、今月の月報があるものの、予算に比べればだいぶページは少ないからなー。


　それより心配なのは、実は今週金曜のTeam Brief。とはなにかというと、会社で月に一度くらいある社内イベントのようなものなのだが、明日はただのカジュアルな格好ではなく、一番好きなスポーツ選手の格好をしてこいというのだ…おいおい、どういう会社だよ。
　日本ならテニスウェアとかホッケーのユニフォームとかスキーウェアとかさがせば何かはあるが、ニュージーランドには持ってきてないのでせいぜいジャージくらいしかないぞ。水着もあるけどそれはどーかと思うし…。みんなはどの程度の格好でくるんだろう。どちらにしても、この金曜はお昼も会社でビュッフェランチが出るというし、誰かゲストスピーカーもくるというから仕事は12時で終わりってことだ。

修正予算の資料づくりが佳境。普段はけっこう暇なときもあるが、年初予算と修正予算の前2.3週間だけはいそがしーーっっ。ボスが修正予算会議にでるための資料づくりのため、調べものにしても、タイピングにしても、とにかく量がある。あとプレゼンのためのパワーポイントも作らねば…。

　一体今日だけで、何枚のエクセルシートを作成したことか。かなり日本語タイプのスピードには自信があるが、さすがに今日はもうあまりタイプしたくないのでこのへんで…。

私の愛するプレリュード、ブリュリュンがついに売れた。売れてしまった。

新しい車を買った以上、持ってても仕方ないし、3年半も乗って、さびとかも出てきたのでもう売り時と思って広告だしたわけだけど、やっぱり愛していたから悲しい…。ニュージーランドではもちろん、人生ではじめて買った車だからね。

広告だしたから、当然何件も電話もかかってきて、何人かに見せにいったりもした。けど、結局最後はたまたま車を探してた友達に売ることになった。この国の中古車は見る目がなければ酷いのをつかまされることもあるから、なかなか見ても、買う決断しない人もいるが、彼女は当然私がずっと問題なくブリュリュンにのっていたのをしっていたから、いるとなったら即、決断した。

私の愛するブリュリュン、87年型レジ?TT8943、走行11万5800キロ(NZでは驚異的に少ない)、純白のすっきりした横顔のプレリュードちゃんよ、さようなら…。買ったときが、9万3800キロだったから、3年で2万2000キロ乗ったんだなー。結構旅行もいったけど、通勤通学に使うことがメインだったから、思ったよりは少なかったみたい。

少なくとも友達に売ったから、ブリュリュンの今後の動向は知ることができるのが救いかな。でも彼女はオークランドドメインの池に自分の車を沈めたことのあるツワモノなので、ブリュリュンの今後がちょっと心配…。

しっかし3年半乗って、2800ドルのものが1600ドルで売れたので、結局かかったのは1200ドルか…車検もここでは25ドルとかだし、メンテでブレーキホース換えたり、キャンベルト変えたり時々はしたものの、この子はほんとにどこも壊れなくていい子だったからほんとにラッキーな出会いだったなあ。

オープンホームにいく。まだ本気で家を買う準備をしているわけではないが、人の家の中をじっくりみてまわれるのってかなり楽しい。オークランドでは売りたい家はたいてい不動産会社が甲板をたてていて、土日はオープンホームにしているので、何の下調べもしていなくても、目当ての地域をぐるぐる車でまわっていれば、最低数件はオープンホームが見つかるので簡単。時間はほとんど12〜3時に集中しているので、その時間帯にドライブいていればいいというわけ。

始めの1件は外観は普通だが、とにかく中がステキだった〜こういう家がおおいのだ。外観はけっこうボロなのに家の中がすばらしい家が…。玄関がタイル張りのホールみたいになっていて、天井が高い。壁が真っ白ではしらがギリシャのエンタシスかって感じでおしゃれなのだ〜日本では絶対住めないタイプの家なのでこういう家がいいなあ…ちなみにお値段は40万ドルほどで予算オーバーなんだけどね。日本で稼いでお金持ってきたらけっこう余裕かもしれないが、こっちの収入ではつらい。こういうとき、1回日本に帰国して貯金したい…と切実に思う。

　そのあと何件かみて、日本の新築のようにきれいで快適そうな家もあったが、やはり最初の1件が一番だった。玄関が広いのがとにかくいい。もう1件、すごくいい感じのフローリングの家もあった。こっちでフローリングというと、日本のような安っぽい板張りではない(失礼)。築50年とか、もっと古いけど、それだけにまるで学校の床やお寺の廊下みたいに飛んでもはねてもびくともせず、すごくつやがあって古い感じのフローリングなのだ。

　そういう家もいいけど、やっぱり寒いかなあ、冬は。寒いの苦手だからなあ。

　ところで、今日はこちらに住む日本人の知り合いの家に夕食にお呼ばれしていった。もう8年近くこっちに住んでいて、子供も地元の高校大学に通っている。そこのおうちもすてきフローリングのなんだな〜巨大な頭の悪いレトリバーが飛びかかってくるので油断ならないうちだけど。私は犬好きだけど、あれほどしつけがなってない40キロの犬が食事時に飛びかかってくるのはどうかと思うぞ。

最近ちょっと忙しい…来月に修正予算があるので、ボスが修正予算審議会のプレで使う資料作りなどしているため。忙しさにほんとにむらがあるなあ。

　ちょっと忙しいくらいのほうが時間がはやくすぎる。日本ではあまりに仕事がきつくて、かえっていつも時計を見てしまい、ちっとも時間がはやくすすまなかったけれど。今はひまといったらひまなので、そういうとき、人事部の仕事を手伝うことになった。人事部長とPayrollのサラとメリンダがやっている人事用のパンフレット(実はまだ詳しい内容はしらない)の作成チームに入るのだ。ま、なんとかなるだろう、英語以外は…。

MDが早くきて、早く帰ってもいいよ、というので、いつもより30分早く来て、30分はやく帰ってみた。ちょっと渋滞がマシになるけど、別にどっちでもいいかな…朝もゆっくり寝ていたいし。ちょっと決めかねている。

どちらかというと日本では強気な私である。あの保守的な日本の企業でしっかり有給を要求したり、駄目な上司にはそれなりの対応(ははは)したり。

それは、自分がそれなりの仕事をやっていて、人に文句は言わせない、という姿勢の裏返しでもあったと思う。けれど、そうなると、ここではいつも、一種のコンプレックス、英語がみんなよりできない(みんなNativeだからあたり前なんだけどさ)という思いがあるので、非常に謙虚になれるというわけなのだ。

こっちの言っていることをすんなり理解して聞いてくれれば、例え向こうが納期に遅れていようともThank youの10回くらいすぐ言ってもいい気分になっちゃう。ちょっとのことでこうも謙虚な気分だと、何にでもすぐ感謝しちゃうし、簡単に幸せな気分になれちゃうので昔、中高の宗教の時間で習ったような

いつも喜んでいなさい
たえず祈りなさい
どんなことにも感謝しなさい

が、自然できちゃってるなー…と感じる今日この頃なのでした。
だから英語の時と日本語の時と絶対私の性格ちがうと思う。ほんとに。

今日は月に一度のManagement Meeting である。オークランドの本社のマネージャー全員と、クライストチャーチの工場長他数人が来て、1日会議するのだ。このときランチを準備するのは仕事の一つ。カフェテリアに注文して、サンドイッチやらパイやらケバブやらできているのをExecutive Ariaまで運んできて、皿やらフォークやらジュースやらを準備する。たまのことなので結構楽しい。キッチンにも出入りできるし。
　片付けの時も、けっこう残り物がでるので、秘書らで食べる。残ったらランチルームのほかの人にもお裾分け。最近は心得てきて、タッパを持参する貧乏性な私…だって果物とかかなり残るんだもの。

　今日はYuleneとStephanieの最後の日だったので、朝のモーニングティーもケーキやらパイやらがサーブされたのでなんか1日中食べてたような…(またか)。Yuleneはいい人だったので残念だなーイギリスに7ヶ月ほど行くらしい。ほんとに人が辞めるのが早い国だ。

ついに2人が新しく買った家に引っ越したので、今日はHouse Worming Partyに招待された。場所はPapakuraといって、オークランド市の隣のマヌカウ市の隣。モーターウェイならすいていれば40分くらいでつく。
　3ベッドルームの立派な家だったよーやっぱりオークランドの中心からはなれるとかなり安く帰るらしい。ピーターはオークランド空港の管制塔で働く超高給取だからもあるが、それにしても安かったらしい。
　みんなで一品ずつ持ちよりのパーティだった。ポットラックといって、こっちでは標準的なパーティのスタイルだ。ニュージーランドでは家とか庭の標準的な大きさが日本とは違うから、そんなに他と比べてすごい広いとは思わなかったんだけど、でも、結局全部で30人近く人が来て全然平気なんだから、広いんだろう。ごっちゃんのともだちと、ピーターの友達とで、日本人とキーウィが半々だったかな。

しかも今日はラグビーでオークランドブルーズがオーストラリアの宿敵ブランビーズにかってSuper12の決勝に進んだので、ラグビー好きは大騒ぎ。でも土曜日だから、これもありでしょう。

今日から新しいダンスのレッスンがはじまった。CommunityでBallroomを習ってもう1年以上になるので、先生のLindaとはちょー仲良しだけど、Communityのレッスンは基本的に初心者向なので、そろそろ新しい種類のものも習いたいと思い、今回はSalsaを申し込んでみた。値段はいつもとだいたい一緒で6週間で35ドル。
　いつもの体育館のとなりの第二体育館にいく。Communityはたいてい出だしは結構人数がいて、だんだんコースの最後には減ってくる。今回も30人前後はいたかな。基本のステップの感じでは、ほとんどMamboとかわらないじゃん、というのが感想。この時間は、Lindaのレッスンの時間とも重なってて、こっちのレッスンが15分くらい早く終わったので、第一でやってるLindaのところに飛び入り参加しちゃった。やっぱりこっちは落ち着くな〜。Lindaはダンスを教えるのが好きで好きでたまらない人だから、彼女のレッスンが早く終わることなんてありえない(というか、たいてい早く始まって、時間がすぎてもやってる)。

　私は朝7時45分に家をでる。到着は渋滞によって8時10分〜20分の間。実際は8時が出社だが、フレックスが、フレックスという言葉が必要ないほど当然なので、その程度の時間についていればあまり関係ない。

　家から会社まで、車のメーターで測ったら17Kmあった。家のすぐ近くにモーターウェイの入り口があるので、乗ってしまえばすいているときなら会社まで15分でつく(当然無料)。朝夕は通勤ラッシュなので、朝は通常30分、帰りは酷い時は1時間以上になることもある。

　オフィスは中心地(繁華街)にはないので、個人の駐車スペースがあるのがありがたい。シティではこうはいかないのでバス通勤か、高い駐車代を払ってみんな止めている。

会社の横がすぐ海なので(でも、内陸に入りこんでいるので大きい川みたい)、回りが野鳥公園のよう。社長室の眺めはかなりいい。

会社はセキュリティにうるさいので、みんな首とか腰にセキュリティの磁石かなんかでドアがあくロックをぶらさげている。ピッとやってとおるやつ。

10時になると、モーニングティーをとりにカフェテリアに行く人が多いけど、私はあまり行かない。特に10時にこだわらなくても、食べたければいつでもマフィンとか買って食べられるし、お茶もいつでも飲めるから。これはアフタヌーンティーに関しても同じ。

ランチは会社のカフェだと補助が出てて、結構安いのでここで食べることが多い。ハンバーガーなんかの他に、日替わりでスープとかパイなんかが出る。けっこう美味しい。車で10分圏内にショッピングモールとか、ベトナムラーメン街なんかがあるので週に一度くらいはそっちまで出かけたりする。

退社は5時だけど、なぜか5時には70人いるはずの本社にだいたい10〜20人くらいしか人がいない。おかしいなー…。はやく帰りたいから7.30〜4.30とかで働いてる人がいるせいもあるけど。
　私はだいたい5時ちょうどに帰るけど、MDが出張のときとか、金曜日なんかは4時に帰ってもいいよ〜といってくれるので、帰ったりもする。

渋滞がひどいので、5時に出ても家につくのはたいてい6時前後。夏だと9時過ぎまで明るいからそれでもいいけど、さすがに今は家に帰るともう暗い。それからご飯を食べたりして12時には寝るというわけです。健康的だ、我ながら。