今日は頑張れる日。

2003年11月4日
日によって落ち込み気味のときもある。
先週末はちょっとへこんでいた。
理由は英語でのCommunicationのことがほとんどだ。

Communicationなんてえらそうなものでもないかもしれない。

私は、いまだ会社で、自分が転校生のような気がよくする。

東京からうんと田舎に越してきた(あるいはその逆)転校生。
言ってることはわかるけど、でもみんな自分とは違う言葉でしゃべっていて、グループはできあがっていて、自分はそのどこにも所属していない。

そのどこかに所属することはすごく難しい。生きてきた環境も言葉も違うから。

元気なときは、できるだけ話しかけてみようかな、と頑張ってみる。強いグループの人が仲良く話してくれたときはうれしくなってしまう。
なにかのイベントで集合したとき、話す人がいないとドキドキしてしまう。
ランチのとき、一緒に座ってくれる人がいないと思われるのがつらい。

そんな転校生。

こんな自分はいやだ。
自分では、たとえ一人でも、いつも堂々としてる人が好きだし、日本ではそういう自分でいられる。自分に自信があるから、むしろこっちが話したい人を選ぶくらいでいられる。

いつもこんなことを考えているわけではないけど、どうしてもへこみ気味のときは、孤独を感じてしまう。

これがいやなら、日本人ばかりの職場や、日本人の友達とつるんでいればいいだけだけど(日本にいるのと同じになるわけだから)、私はこの壁を、いつか乗り越えたい。

 でも、どうしても頑張れない日は、会社を出て、外で文庫本を読みながら一人でサンドイッチをかじる。

今日はもう少し頑張ろう。
に、いってきました。この間見学に行った教室。初めてのちゃんとしたダンス教室である(いつもCommunityだから)。

フォックストロットをやったが、思ったとおり今日は簡単。他の人はみんなビギナーだからしかたない。
でも、うちらの習ったことのないものも、レッスンに含まれているから、ちゃんと一通りのコースをすることにしたのだ。

しかし、大きな鏡があるのが素晴らしい。Communityはたいてい体育館とかだから、ガラスに映る自分の姿をすかしてフォームをみてみたりしてたけれど、鏡だとフォームのチェックがなんて簡単なんだ!と大喜び。

11月中は忙しいけど頑張るぞー。
****************************
さばえいさん
私たちも同じく「マーシャル動きすぎ!」とつっこみました(笑)!最後のマーシャル→誰かにパス→またマーシャル→誰か→またまたマーシャル、ついにはトライかよ!って攻撃のとき。

NZのマオリはまわりのトンガとかフィジーとかと同じアイランダー系で、確か博物館か何かで大昔NZまで移動してきた経路か何か見たけど忘れてしまった…なんだったかなあ。

確かにウマンガなんか(怪我しちゃいましたが、South Africa戦には復活できるかも、と今朝のラジオで言ってました)すごいアジア系の顔だなーと思います。ムリワイーナなんて、顔が親しみやすすぎて、近所の酒屋のお兄ちゃんみたいだなーとよく思います。

私が特にマオリと日本とのつながりを感じるのは言葉です。
マオリ語は(NZ国歌の一番)完全に日本語と同じ5つの母音でなっているので、私たち日本人を悩ます子音で言葉がおしまい、という英語と違い、そのままローマ字読みで簡単にいけるんです。

 だからマオリの人にマオリ語の挨拶とかしてみると、みんななんで日本人はちゃんと発音できるんだ!とおどろきます。例えばこっちの地名の、「Pukekohe」をローマ字読みすると「プケコへ」なので、日本人は当然そう発音できますが、English Speakerは発音できないので「プケコイー(hはサイレント)」みたいになっちゃいます。
 これだけ言葉のの発音が近いというのは、絶対なにかつながりがあるはず、と思ってます。

>ラグビーは10代の頃の経験で想像力が決まってしまうので、私達の世代ではあのような創造性に富んだプレーができなかったりします。

そうなんですかーニュージーランドでは、オールブラックスの語源の一つといわれる「オールバックス(全員走れる)」に代表されるように、フォワードでも走っちゃうし、スクラムハーフでもできれば突っ込んじゃうよ、いうのが普通なんで、はじめは私はそういうもんだと思ってラグビー見てました。…スペンサーも、パスが出しにくいなーと思えばすぐ自分で走っていっちゃうし。
 
>サッカーでもウェールズ出身の素晴らしいプレーヤーがいるんですけども、イングランドにはいれませんし…

イギリスは戸籍制なんですね!NZにはないので、すっかりそんなものの存在を忘れてました…。あるのは出生証明書だけなので、戸籍とか、どこに住んでる(住民票みたいの)とか、なーんにもないんですよ。
ま、人口が400万人(≒横浜市民)しかいないから、なせる業なんでしょう。

一回イギリス住んでみたいなあ…できれば夏だけ。
 フラットメイトKくんSくんと、だんな様と4人でプールにいく。いつもいくフィリップスのプールではなくて、少しはなれたところにある、新しいところだ。といっても車で20分ほど。

確かに新しいのできれいで、しかもシティからちょっとはなれているせいか、日曜にもかかわらずすいていたのがよかった。このあたりのプールは、プールサイドに必ずといっていいほどジャグジーとサウナ、スチームサウナがついているので目当てはほとんどそっち。ちょっと泳いではジャグジー、サウナを くりかえすのだ。こっちの生活はシャワーだけでお風呂がないからね。日本の生活がなつかしい最大の理由かもしれない。

あったまりすぎですっかり疲れてしまい、家に帰って2時間ばかり熟睡。そのあいだに夕ご飯はだいたいできていた…すまん、だんな様。

そして夜10時半から予選最終試合、オールブラックス対ウェールズにそなえる。
今日はほぼスタメン。イギリス勢ほんとに強くてびっくり。昨日はワラビーズがアイルランドにほんとにぎりぎりで勝ち(彼ら的には圧勝したかったとこでしょう)、今日のオールブラックスも、最終的には37対53(だっけ?)で勝ったものの、中盤に何回も簡単に中央突破されて、一時は逆転されるし、イングランドだけでなく、イギリス勢がみんなしてすごく強くなってるんだなあと思った。

最近スペンサーのがマーシャルより目だっていたけど、今日はマーシャルが大活躍。どっちからでも球がまわるのはいいことだ。
ただ、スペンサーいつもほど活躍しなかったせいか、ブルーズ組のロコソコにいい形で球がまわらなかったかな。

これでついに予選リーグも終わり、来週末から決勝トーナメントが始まる。
ついに予選最終戦。日本はこの組合せの中で、唯一アメリカになら勝てそうだといわれていたので気合をいれて応援。

ところで、ワールドカップを日本で見た方、今回の君が代どう思いました?
私は、最初びっくりしたけど今はかなり好き。
見てない人のために説明すると、全ての国の国歌が、今大会はなんだか不思議なアレンジを加えられているのだ。感じからいうと、教会で聞くキリスト教聖歌みたいなアレンジ。しかも、全ての国の国家が、男女二人の歌手によって歌われるので、高音部と低音部があるの。

聖歌風にアレンジされた、君が代の二部合唱。これが、アメリカとかの国家でやると、普通の明るめの聖歌(清しこの夜とか諸人こぞりて調)っぽいから別にそんなに雰囲気は変わらないのに対し、君が代みたいな曲ですると、なんだかすごく神秘的なハモリになってて素敵なんだよね。

それはともかくとしてアメリカ戦。この国にいると、アメリカは基本的に嫌われてるもんだから、こんなときでも、アメリカ人がすっかり敵に見えてくる。例えば、アメリカではアメフトやる人のほうが多いわけだから、あえてラグビーなんかやってる人は、どうせイギリスに憧れのあるちょっと上流階級でアイビーリーグのお坊ちゃまかなんかなんだろー、みたいな意地悪な見方しちゃう。恐るべし、プロパガンダ。

ま、アメフトでは当たり前の黒人選手がタダの一人もいないところをみると、やっぱりそうなのかな、とおもっちゃうけど。
ラグビーはイギリスの由緒正しき紳士のスポーツだから、黒人はクラブから無言のうち排除されているのかなって。(一人もいないなんておかしいでしょ、やっぱ)。

それからアメリカのプレーがあんまりラフなんで驚いた。エラーや反則がおおいこと。オフサイドも多すぎ。
ラグビーって一見ラフに見えるけど、オールブラックスとワラビーズの試合は激しくてもぜんぜんラフじゃない。反則もエラーも少ない。

 アメリカのスタイルは、ま、ラグビー見始めて3.4年の私がいうのもなんだけど、あんまり他では見ないスタイルだと思った。
確かに体がでかいから、あたりも強いし、そういう意味では向いてるんだろうけど、ステップもなにもあったもんじゃなくて、単に力とスピードだけでつっこんできて、がむしゃらに反則もしまくる、という感じであまり気持ちのいい試合じゃなかったな。

しかも、審判の判定に不服だとすごい不満そうにして、ボールをなかなか渡そうとしなかったり(あきらかに自分のエラーの時でも)。

ぜんっぜん 紳士じゃないぞ ラグビーやってるアメリカ人。

それだけに、日本に勝って欲しかったけど、残念ながら途中までは1点差の接戦だったのに、最後に2トライとられて、負けてしまったのでした。あーあ。

日本のクリハラというキッカーはいいね。キックがすごく安定していて安心してみていられた。
今のオールブラックスには今までのところそれがなかったからな…こないだ初めてでたマクドナルドとい選手はよかったけどね…頑張れ我らがスペンサー!

これで、予選リーグも終わりに近づき、決勝リーグが始まる。オールブラックスは優勝できるでしょうか?!
三連休うれしーよー。日本と違って、国民の休日が年に3.4日くらいしかないから幸せ。日本はそうでもしなきゃ休みを取れない国民性だからそうしてるんだと思うけど。

そんなわけで、日曜は前から行きたかったティリティリマタンギアイランドにいってきました。オークランドからフェリーで約1時間。

NZは、NZの国鳥飛べないKiwi Birdに代表されるように、この国にしかいない、変わった鳥がものすごく多い。
肉食動物がまったく存在しなかったニュージーランドでは(犬猫系とかもいないし、ヘビもワニもなんにも古来はいない)、人間が来るまで、Kiwiのように飛べなくてもたもた歩く鳥でも平和に暮らしていたのでした。

今はキーウィをはじめ、コカコ、タカへなどなどたくさんの鳥が、車や人間の持ち込んだ犬猫、ポッサムなんかのために絶滅の危機にあるので保護活動が盛んで、ティリティリマタンギもそんな保護区の一つ。
日本野鳥の会が見たら、大喜びしそうなほど、珍しい野生の鳥がたくさん住んでる。

興味のある人はこちらをどうぞ。
http://www.tiritirimatangi.org.nz/
珍しい鳥の写真も出てます。

空気は冷たいものの、雲ひとつないいい天気で歩き回るには最高だった。オークランド周辺では比較的珍しいトゥイが、まるでスズメ並にたくさんいた。
ベルバードやサドルバックもいっぱい見られた。ベルバードやトゥイの鳴き声はほんとに美しく、NZに来るまでこんな鳥の声は聞いたことがなかった。
(最高の音質のコンサートホールで鳥が鳴いているかのようによく響き渡る)

1時間のガイドウォークに参加したけど、これが思ったより長くて、島を端から端まで歩こうと思っていたのに、半分しかいけなかった。今度は一回泊まりでいってもいいかな…寝袋もって。

毎日の食事の話

2003年10月23日
今日はロレインが夕方遊びに来るので、先日作っておいた角煮をのっけて、角煮ラーメンにして、夕飯作るのさぼろーっと。

本当は今火曜と木曜は、だんな様が夜の授業が8.30まであるので、ご飯は私の担当なのだ。うちのだんな様は基本的には「riaにご飯作ってあげるのが一番すきー」というのをはばからない料理好きなのだが(めずらしくのろけてやったぞ)少ない自分の担当の日まで手抜きするとなると、ちょっと罪悪感…

ま、いっか。角煮は四時間も煮て作ったし(煮るだけだけど…)野菜炒めもラーメンにのっければ豪華になるだろう…
(推定料理時間:野菜切って炒める7分+ラーメン煮る3分=10分)

角煮を作るときなんかは、電気代もすべて含まれたフラット代なのが、とってもありがたい。
自分で別に電気代払ってたら(おっと、ニュージーランドはガスが普及してないので、ほとんど電気なのだよ)4時間も毎回煮るより圧力釜でもかったほうがいいと思うと思うけど。

 基本的にうちらの食事は日本食(ご飯と味噌汁とサラダと肉か魚料理1つ)なので、フラットメイトがけっこう驚いたりもする。こっちだと日本食はやはり割高だから、パスタとか、パイ、バーガー、ソーセージなんか中心の食事になる人が多いから。
(そうはいってもオーストラリアコシヒカリが10キロで24ドルだから)

 われながら、健康的な食生活だと思う。

やはり、1日おきに、順番に料理してるというのがでかい。5日連続でご飯を作り続ける自信は、私にははっきりいってまったくない。
毎日夕ご飯をつくる人たちはすごいと思う。

もっともだんな様の場合、おとといは串焼きをつくろうと思い立ったらしく、隣の家の庭からもらって干してあった竹を削って、串から作り始めて、アスパラとかチーズまでさして見事な串焼きをつくっていたから、立派な主婦になれるかもしれないけど…。

ポスターつめつめ。

2003年10月21日
なんか最近あそんでる話ばっかりだな…昼間はちゃんと仕事してるんですよー暇なときもあるけど…。

昨日今日は、マーケティング用のポスター(マニア垂涎!ってやつ)が日本から届き、隣に座ってるマーケティングの秘書の手伝いで、一日ポスターを丸めて郵送用の筒につめる、という極めて有意義なことをしていた。

ま、たまにだから結構楽しかったりするけど…だんだん、どうやったら上手にはやくつめられるか分かってきて、単純肉体労働を満喫しました。

******さばえいさん*******
>ところで、マーテンズは怪我してるんですか?私の情報ではキック率は高いけど、攻撃的なプレーができないから外されたと思ったのですが…

ケガしてるんですよー。今年は国内リーグでオークランドブルーズが久しぶりにすごく強くて優勝し、ブルーズの選手がたくさんAll Blacksに選ばれてるので、クルセイダーズ型の、守備が強い構成ではなく、ブルーズ型の攻撃中心に切り替えてるそうなので、そうでなくてもスペンサーが選ばれたかもしれないですけど…。

スペンサーの試合運びはすごくクリエイティブだといわれています。プレイス以外のキックは見事に決まったりするんですけどね…。彼からRokocokoやDougにまわるパスは芸術でしょう!

私、試合は見てますが、ポジションとかルールとかは、素人なりにしかわからないんですけど、アンドリューが復活したら、カーターの位置にアンドリューが入るって言うのはどうなんだろうと思います。でもカーターはそんなに大きくないのに、走りがいいからなー(顔もかわいいし…)。

こんど、もしご存知だったらイギリスの国家の歌詞を教えてください。All Blacks戦じゃないときに一緒に歌います。

England vs South Africa は夜中の1時間半からの放送だったので、途中でついに耐え切れず寝てしまった…すみません。

ご存知かもしれませんがNZ国家 (短いです)
God of nations at thy feet
In the bonds of love we need
Hear our voices we entreat
God defend our free land
Guard pacific triple star
From the shaft of strife and war
Make our praises heard afar
God defend New Zealand


みなさんAll Blacksと一緒に歌ってください。
(マオリ語の一番のほうも、歌えるんだけど、書けるほどSpellが定かじゃないんだよなー)。

朝から筋肉痛…

2003年10月20日


昨日、あまりにいい天気だったので、だんな様と家のすぐ近くの湖のある公園に行き、ちょうど産卵期でちょーかわいいヒナをわらわらつれた黒鳥やアヒルやカルガモにパンをなげつつ散歩した。

ここはとにかくものすごい数の鳥がいるし、誰もいじめないから、湖で自由に泳ぐ赤ちゃんたちに、1メートルくらいの至近距離からパンをあげたりできる。

カルガモ親子1セットくらいで大騒ぎになる日本がかわいそうになる。

そしてついでに古道具屋で買ったグローブを持っていってキャッチボールをし、さらにすぐ隣にある私が通っていた大学のテニスコートでテニスまでしたら、今朝は肩が筋肉痛であがらなかった…。

父も母も弟も、ちゃんと筋肉がつくからだなのに、なんで私はちがうんでしょーね、おかあさま。

ダンススタジオ見学

2003年10月19日
昨日の朝のダンスはなかなかいい感じだった。
ちょうどワルツだったんだけど、今まで習ってたフィガーがうまくひとつにまとまって、きれいな流れになってた。

ここの先生のDavidは、基礎はしないけど、なかなか使えるパターンを次々教えてくれるのがいい。
ただ、うちのだんな様は基礎好きで、なんでもきちんと一から理解したいタイプ。それで、今まで基礎はCommunityのリンダにならっていたけど、基礎のほうもちゃんとしたスクールにいってみようか、ということで、見学に行ってきた。


そのダンススクールはシティ中心にあり、先生の名はJohn(またかーこれで10人くらいはJohnって知り合いがいるよー)。

ちゃんとしたスクールだけど、やっぱり日本のよりは格段に安い。とりあえず、10週間$208の基礎コースを申し込んでみようと思ったが、これがクリスマス前なので、その分おまけがついて、なぜか同じ値段で15週間でていいという。なんでだー。

しかも、基本は週に一回のレッスン(1時間半)なんだけど、ほぼ同じコースが週3回あるので、出たければそっちも出てもいいという。つまり、本来なら、週1回×10週間のところが、週3回×15週間=45レッスンもでていいわけだ。
 全部でたら、1時間半の1レッスンあたり4.6ドル(300円)。やすいー安すぎるー。でも、さすがに週3回はでられないと思うけどね…。

いつも習っているところよりも、ちゃんと鏡のついているダンススタジオなのですごくよさそうだし。とりあえず、このレッスン期間、11月からはちょっとダンスに集中しよう。まだ体が覚えられるうちが勝負だわー(この考え方がすでにばばくさいけど…)。
ラグビーワールドカップ日本第二戦はvs強豪フランス。

結論から言うと、この試合の日本はちょっとびっくりするほど強かった!はっきりいって、びっくりした。フランス相手にあそこまで頑張るとはまったく予想していませんでした。

それは、会場で見ていた人たちも同じだったようで、当然試合自体は負けたものの、解説の人は手放しでほめていたし、テレビで見ててもすごい拍手が注がれていました、日本チームに。

私のイメージの日本は、ラグビー史上、最高点差でオールブラックスに負けたという日本チームだったんだけど、防御のフロントラインが、フランスがあっさり攻め込めないほどちゃんとしててびっくり!

そのあとの、ワラビーズ対ルーマニアみたいな、一方的な試合(80対5、みたいな)を予測してたのに、おそらくルーマニアみたいに、あっさり抜かれて、余裕でされたようなトライはまったくなかったのではないでしょうか。

全部ちゃんと一度はフロントラインでとめてた。力づくでもっていかれたトライ数本は仕方ないとすれば、29対58というのはフランスにとってはまったく不本意だったと思います。

最後ライン際ぎりぎりで攻められたとき、得点されちゃうのが残念でしたが…。(やっぱオールブラックスはたとえ30センチ前まで攻め込まれていても、とめるもんはとめるから。)

でも、とにかく、まったく一方的でもなく、弱いチームにありがちな、最後の15分に、体力と集中力切れでトライをとりまくられるということもなく、実に集中していい試合をしていました。

ラグビーは得点のチャンスが多く、弱いほうが間違って勝っちゃうことが起こりえるサッカーと違うから、日本が先に進むことはないと思うけど、今回の試合のレベルは、充分南半球の厳しい目に耐えるほどのいい試合でした。

金曜はオールブラックスの試合(vsカナダ)もあったけど、これは勝って当たり前の上、ケガでタナちゃんも出られなくなったし、ダグもRocokocoも出なくて2軍ぽかったので、盛り上がりはいまいちでしたー。
暇。暇。暇。
MDが会議で昨日から出かけている。それでも、英訳を何本か抱えていたり、予算のプレを作ったり、忙しいときもある。しかし、今は時期的にも暇なので、昨日のうちに、たまっていた雑務も終わってしまった。

 はっきりいって朝からひとつもすることがない。

そんなわけで、12月に2.3週間日本に里帰りしようと思っていたので、飛行機の予定を調べたりして、仮予約してみた。

 毎年帰国が12月なので、夏の間に帰りたい、帰りたいといい続けているのに、また真冬の帰国。帰国はうれしいんだけどね…は〜夏がいいよー。

 しかし、入社一年目で3週間休みがとれちゃうところが、さすがこっちの会社だね。日本では1週間が限界、というか、常識的にそれ以上はとれない雰囲気だもんね。日本企業に勤めるヨーロッパ文化の人には、里帰りもままならないんではないだろうか。
 最近運動不足だったし、日も長くなってきたので(すでに日没8.00pm)、コミュニティのテニスに行ってきた。毎週水曜5回コース(5.30-7.00)で$48。

 数日前から晴れ始めたのでテニス日和。実際は月曜の中級に申し込んだんだけど、申込者が2人しかいなくて、水曜の初級も4人だったということで、コンバインされて、初中級で6人ということになった。

 ちなみに6人の構成は、若いKiwiのお嬢さん(珍しくみんなかわいい)3人、36.7?のおばさま、私、唯一男なのが、同じく最初は中級に申しこんだというSouth Africanである。

 久しぶりのちゃんとしたレッスンなので、初中級だからちょっと簡単だけど楽しい。大学出てからは、せいぜい年に数回ずつしかやってないから、ちょうどいいかも。

 正直言って、同期の中ではぜんぜんうまいほうではないんだけど、いかんせん、初級とコンバインされたせいで、うまいほうになってしまう…ちがうーっっ、ほめないでくれーっっそうじゃないんだーっ。
 この週末から、ラグビーのワールドカップが始まった!
日本にいたときは、ほんの少しも興味がなかったので完全にラグビーに関しては無知だったけど、ニュージーランドにいると、嫌でもニュースが飛び込んでくるので、いつの間にかすっかりオールブラックスファンの私…。

 ていうか、まず第一にすごくかっこいいんだよね、文句なく。

 第一戦、オールブラックスはイタリアとだった。サッカーのワールドカップでは、たのもしく見えるイタリアのブルーのユニフォームだけど、ラグビーではパッとしない。イタリアは、テストマッチではオールブラックスに相手してもらえるレベルのチームではないからだ。
(この間のNZとのテストマッチでは、日本にたとえるなら、全日本ではなく、オール関東とか東海、くらいのレベルのチームとやったけど、互角くらいだった)
 
 この国でオールブラックスを、今ワールドカップの瞬間に応援しててとてもうれしいのは、いつもスポーツで日本を応援してると弱いから、やっと一つ勝ったー!程度のことか多いのに(最近サッカーがんばってるけどね)、オールブラックスはまごうかたなき優勝候補だということ。

 それに今年のオールブラックスは、今までのメンバーと大きく変わって、不安をささやかれていたのに、箱を空けたら大当たりで、今チームの雰囲気がすごくイケてるのだ!

 私は日本でラグビーの試合なんて殆ど見なかったから、ニュージーランドとオーストラリアのラグビーしかしらない。
前も書いたけど、NBAのジョーダンだのを見て育った人が、日本のバスケを見ても面白くないように、いまさら日本のラグビーみてもだめだろなーとは思っていた。
 思いつつも、今回のワールドカップは日本が出るので、初めてニュージーランドで見る日本人の試合、楽しみにしていたんだけど。

 だけど。

 日本の第一戦はスコットランドとだった。

まずあやまっときます。
日本のラグビー関係者の人ごめんなさい!

正直いって日本チームがかっこよくなかったんだーっっ

 日本にいたときのラグビーのイメージって、むさい、とか汗臭そう、とかそんな感じだったけど、オールブラックスがあんまりきれいで精悍でかっこいいから、そんなイメージ忘れてた。

 でも、日本チームはそのイメージのまんまだった…。

フォワードはいいよ、オールブラックスだって、フォワードはがたいのいいのをそろえてるから、みんなかっこいいってわけじゃない。

でも、ウィングには誰か、ダグやカーターやスペンサーみたいに、顔もかっこいい、ウェストがきゅっとしまったやせマッチョで顔もいいのが、1人くらいいたっていいじゃないかー(一人若いちょっといけてる感じの子がいたけど)。ダグみたいに精悍な美青年でなくても、カーターみたいな超かわいいベビーフェイスでなくてもいいから!
 サッカーでいったら、中田くらいのちょっとおしゃれな感じのをちょっとはそろえようよ!

 やっぱり全体のプレイヤー数が少ないのがいけないのか…まずはじめて日本チームを見たときに、思い浮かべたのは、大戦中の日本兵…日に焼けてて、汗だくで塹壕にもぐってる感じ。ごめん。

 サッカーや、最近野球ですら、みんなけっこうおしゃれな子(別に茶髪でイヤリング、とかそんなんじゃなくて、格好にちゃんとセンスよく気を配ってる子)が多くなってるのに、どうしてみんな日本兵ぽいんだろう…。

 ラグビーは他のスポーツに比べ、年齢層が高いから、もう何年かして、今の若い子たちが第一線にきたら、もうすこしよくなるのか…それとも、日本では、かっこいい子はみんな野球とかサッカーとかにいってしまうってことなのか…。

 逆にいえば、NZでは一番人気のスポーツはラグビーで、ラグビー人口がすごいから、かっこいい子がいっぱい居るのも不思議ではない。

 ま、日本チームもがんばってください。いろんな意味でね!
人気を高めるのも大事だと思うぞ、次世代と育てる意味では!

 ちなみに試合は頑張ってたよ、最後は体力負けしたけど、スコットランド相手によくやったのではないでしょうか。
ここのところの天気の悪さは異常だった。この1ヶ月間、晴天はほとんど1度もなし。雲のすきまから数時間お日様が出てくることはあっても、基本的にずっと毎日曇り時々雨だった。その普通の曇り時々雨の合間に、台風みたいな風雨になったり。せっかくDay light Savingが始まったのに、日が沈むころもどんより曇ってるから、いまいちいつも見たいに日が長くなったーーっという感じがわかないし、なにしろ洗濯物が乾かない。

 今朝、ほんとに久しぶりに、朝から晴れていた。と、思ったら、朝9時ごろ土砂降りが来て、またかーとおもったら、今また晴天になっている。
 
 でも、やっとNZっぽい天気になったかんじ。晴れ→雨→晴れ→雨ならいつものことだけど、この一ヶ月も続く曇り空が、異常だったから。(お天気雨が普通なのだ)
この間、もとフラットメイトが日本から送ってくれた京極さんの新刊を読み終わってしまった…。榎木津さんも又一もかっこよかったー。私は本の虫なので(こっちに来るまでここまで自覚はしていなかったが、世間的には年がら年中読んで人はそう呼ばれるらしい)あの、ちょーぶあつい京極さんの本でも、たいてい2日で読み終わる。

京極さんの本は面白い。これほど、ひとつの作品だけじやなくて、一人の作家自体を面白いと思ったのは、塩野七生さん(ま、史学科だからね)と、中学のころ銀英伝読んだ時の田中芳樹くらいだろうか…。

私は一回気に入ったらとにかくその本を繰り返し、繰り返し読んでしまう。これはもう小学校低学年のころからの傾向で、最後には、それが右のページだったか左だったかまで覚えてしまう。登場人物は、けっこうちょい役なんかの名前も、いつのまにか覚えている。

逆にいえば、誰の言葉かわすれたが、「繰り返し読む価値のない本は、一度も読む価値はない」というのに全面的に賛成派だ。だから、「伊豆うんたら殺人事件」みたいのを読むくらいなら、アンナ・カレーニナでも読み返してたほうがずっといい。

 最近こっちで入手する機会があって、江戸時代ものの話をけっこう続けてよんだけど、京極さんの又一は、その中でもやっぱり一番おもしろかった。
最近土曜の朝は、ダンスのレッスンにいっている。今まで習っていた先生Lindaは仲良しだし、好きなんだけど、彼女はほとんど初心者中心に教えるので、ちょっと違う先生に習おうかと思って。

 オークランドのダンス社会では、なぜか中国人がすごく多い。新しい先生は知り合いに紹介してもらった中国人でDavidという。(ね、中国人の友達もいるでしょ?) 当然生徒も中国人が多いけど、Kiwiもちらほらいる。

 そもそもNZでダンスをはじめたきっかけは安いから。日本では、たとえ興味をもっても、とても始められるような金額じゃなかった、レッスン料が。

 ちなみにリンダのときは、2時間のグループレッスン7週間で40ドル(2500円)だった。Davidは、毎回払いで同じく2時間のグループレッスンで1回5ドル(300円)。日本でBallroom Danceやってる方、信じられないでしょ。

 もうかれこれ2年やってるので、Basicは踊れるんだけど、せっかくだから最近ちゃんと練習しよかー、と、だんな様と土曜の朝9-11時の練習にいくことにしたのだ。

 David は基礎は教えない。だから、いきなり彼のレッスンに来てもついていけなかっただろうと思う。初心者らしき人もちらほらいるけど、そういう人は一回Basic習ってきてからのほうが、上達はやいと思う。

 土曜日にしては早起きするのがつらいけど、11時にレッスンが終わってみんなでちょっとケーキとか食べてもお昼前には終わるから、土曜日を有効に使えるといえば、使えるのでしばらくは、このペースでやってみようかな。

イカ釣り。

2003年10月6日
夕方家に帰るとだんなさまがイカ釣りにいくぞーと張り切っていた。はじめはあんまり乗り気じゃなかったんだけど、フラットメイトK君とS君も行こーかなーといいだし、そしたら私もーっということで、突如4人でイカ釣りにいく。場所はうちから30分くらいの桟橋で、私がワーホリ時代にずっと住んでいたPeterの家のすぐ横の海だ。

 こういういつも修学旅行みたいなノリが楽しくてフラットやめられないんだよね。いつも友達が一緒だから、盛り上がると突如こういうことや、先週の大貧民大会みたいになる。わざわざ約束してまで、夜7時から遊びにいくのは面倒だけど、みんながたまたま家にいて、もりあがれば何でもありだからね。

 ところでイカ釣りだが、当然夜釣りなので寒い。いか用ルアーでがんばる二人と先日、友人が日本からわざわざ送ってくれたやえん(いか用秘密兵器)を使ってみようと、さっそくアジを釣り上げて、釣り針の先につけて泳がせはじめるだんな。

 Kiwiはイカはほとんど食べないから(ミンチにして、イカリングのようなフライにするくらい)ここに釣りに来ているのはアジア人ばかりだ。
先週の話がぶり返すがもここでも中国人は非常にルールを守らず迷惑だ。通常誰かが、ある場所に糸をいれていたら、そこはさけるでしょう。彼らはここでも自分の場所とりに必死で、人の目の前にも平気でさおをいれる。なげらんないっつーの!(怒)

つれるイカはあおりイカで、日本で買ったら高いらしい。前回は2.3匹大きいのが釣れたので、イカの刺身とイカ中華丼にして食べたらおいしかったー。

今日も当然遊びにきてるというより、夕飯のおかずにしよう!というのがメインテーマなので、
「釣れーっっ男なら漁にでたら獲物とってこーいっっ」
と私がプレッシャーをかける。1時間半ほどがんばるが、今日は惨敗。残念。中国人が2匹ほど釣り上げていたけど、今日はみんなあまり調子がよくなかったみたい。

結局9.30ごろみんなでフードコートでご飯を食べて帰る。そして、だんなが釣り上げたアジ数匹は、次の日アジフライにしておいしく戴きました。(また食べる話かーっ)
今日から夏時間である。1時間すべての時間がはやくなる。突然日が沈むのがゆっくりになるのがとてもうれしい。昨日までは、6時半ごろに沈んでいた夕日が、突然7時半に沈むわけだ。
 日本も真夏の朝はとても早くから明るくなるのだから、是非とりいれるべきだと思う。そうすれば、真夏は、東京も8時すぎまで日が沈まないことになるから、会社の後の時間が有効に使えるようになる。たしか一度議会で話し合われたけど、中止になったんじゃなかったかな。

 ただし、日本では唯一こまるのが花火大会の開始時間かも。7時開始のところが多かった気がするので、そうすると開始時間を8時にしないと暗くならないから。

 
 今日は前々からロレインのうちに遊びにいく約束をしていた。いつもは二人で会うけど、今日はそれぞれだんなさまもつれて。

 今朝釣りの仕事が入っていただんなさまが鯛とアジを持って帰ってきたので、刺身とカルパッチョを作ってもっていく。(このさばくのも、近所の友達がわらわら見に来ててけっこう大騒ぎだったんだー)

ロレインのアパートはまさにマリーナの真横で、ヨットが横付けされているのが正面にみえる。シティからすいていれば20分だし、なかなかいいところだ。

今日はクリスがスモークサーモンを作ってくれたので(ほんとに自分でスモークしてる)魚尽くしでご馳走だった。

Day light savingをすっかり忘れてしゃべっていたら、すっかりおそくなってしまい、家についたら12.30だった…疲れたー。

ベトナムラーメン。

2003年10月2日
昨日フラットに新しい人が入ってきた。今までいた19歳のAちゃんが南に旅立ったから。Aちゃんは結局うちに4ヶ月くらいは住んだのかな。日本では大島在住というAちゃん、オークランドに戻ってきたら遊びにおいでね〜。

 MD出張中のため本日暇人。

そんなわけで、ゆっくりおひるを食べようと、今日はOtahuhuというところに昼ごはんを食べにいった。車で会社から10分弱。
目当てはベトナム人のラーメン。そこはなぜかベトナム人がまとまって住んでいるので、ベトナム料理の店がまとまってある。
そのうちの一軒が私のお気に入りで、6ドルか7ドルでけっこうおいしいラーメンが食べられるのだ。

昔、ベトナムに旅行に行ったとき、相当惨々な目にあったことを思い出す。ホテルがパスポートを返さないで割増料金をふっかけてきたり(はっきりいって犯罪だと思うぞ。2時間もパスポートかえせ、とフロントで大喧嘩したが)、メコン河ではガイドのにーちゃんにぼられそうになるし(お店と結託してて。勿論はらわないで、適当と思われる金額だけ投げ捨ててきた)、道は二輪車でぎっしりであぶなくて歩けないし。
アオザイのお姉さんたちが細くてかわいいのが救いだったけど。
それでも私があつくてごたごたしたとこも、けっこう好きなんだからしょうがない。

まあ、今はラーメンがおいしいから、それに免じて許してあげよう。
カフェテリアに新しいカプチーノマシーンが来た。前々からうわさはあったんだけど、これがなかなかすごい。カップをおいてボタンを押すだけなんだけど、このボタンが8こもあって、フラットホワイト、エスプレッソ、カプチーノ、モカチ−ノ、モカチ−ノ+チョコレート、ホットチョコレートなどなど実にバラエティ豊か。
さすがカフェ文化の国。
 
 今までも、コーヒー、紅茶、マイロ(日本で言うミロのこと) などなどキッチンには揃ってるから何の問題もなかったんだけど、なんかたのしー♪当然タダだし。

みんな珍しいもので、Morning Tea とAfternoon Teaの時には何人もならんでてなんかおかしかった。

 しかも、会社のロゴの入ったマグカップが全員にプレゼントされた。保温の蓋つきのマグでかわいーの。うちの会社のロゴは人気があるから、日本のネットオークションにでも出したら売れるかもね。

 午後になったら巨大ケーキの箱が現れたので、何かとおもったら、Human Resource Managerが明日から1ヶ月のホリデーでオーストラリアに旅行に行くので、その前におごってくれたんだって。

 また今日も食べてばっかりだー。

< 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19

 
ria

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

日記内を検索