復帰2日目

2005年1月12日 日常
やっと周りの空気に目が慣れてくる。

どうも落ち着かなくてもぞもぞしていたのが、あたりまえの日常に埋没してく。
別れのさびしさ、とこうした落ち着かなさとは、何回体験しても、けして気持ちのいいものではないから、やって安定を取り戻したような気になる。

それでも、このいたたまれなさを繰り返すたび、離れてみて、初めて気付く感情を思い知る。

日本に帰ってはなれてみると、だんな様が、いつもどんなによくしてくれてるかということ。

NZに戻ってくるときにはほんとはどんなにままりんと一緒にいたいかということ。

もしも、離れることなくずっと一緒にいたら、絶対にこんなには激しく思うことのない気持ち。
別れは大嫌いだから、こんなこと思う必要もないくらいずっと好きな人たちと一緒にいられたらと思うけれど、できない以上、この苦しみを、こころにとめておきたいといつも思う(最後は日常に埋没、を繰り返すものの)

好きな人と、ずっと一緒にいられることは幸せだって、一緒にいるうちに気付くことはなんと難しいことか。

職場復帰1日目。

2005年1月11日 日常
帰ってきた。真夏のニュージーランドだ。

なにやら本当に不思議だ。

日本の生活と、ニュージーランドでの生活があまりにもかけ離れているから、こうやって移動するたび、すごい違和感を感じ、慣れるまでに2.3日かかる。こうやって、ここの職場もすでに2年近く働いているというのに、日本での3週間のホリデーのあとは、あまりにもなにもかも忘れていることにびっくりする。

夏から冬へ。
英語から日本語へ。
現在から過去へ(日本の友達は、みんな過去からの友達ということになるから)。

そして、NZに帰ってくるときは、その逆を繰りかえす。

何もかも反対で、落差が激しすぎて。
よく言えばリフレッシュされやすいということになるのだろうけど。

日本で働いていた時には、土日含めた最高9日の休みだったから、会社からはなれるのがたった一週間では、たとえ海外旅行にいっても、そこまでリフレッシュされるということはなかった。

大学のころ、夏休みはいつも1ヶ月程度語学学校にいくためにアメリカにいったけど、学校によくスイス人とか、ヨーロッパの社会人がいて不思議に思ったけど、確かに1ヶ月近い、こういう休みのとれるヨーロピアンには充分可能なことだと今ならわかる。

リフレッシュはされるものの、やはり今日はまだなんだか落ち着かなくてもぞもぞした気分。
日本にいるときは、NZの生活が夢の中のようで、こちらに帰ってくると日本の生活か夢の中でおこったことのよう。

毎年繰り返しているのに、まだその落差と、そのときのお別れの感触に慣れることはない。

でも、今日は久々に会うみんなとも妙にフレッシュな感じで会話もはずむ感じなのはうれしい。
有給いっぱいつかったので、今日からしばらく頑張って働かなくちゃ。
今年も頑張ろう!

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成田発

2005年1月9日 日常
ままりんぱぱりんに車で成田まで見送りにきてもらう。
なんだか毎年の恒例になってるけど、さみしい恒例だ〜

チェックインを終わらせて、それからいつも上の階で食事する。うどんとか、そばとか、カツどんとか、最後だからたいてい日本食。

それからいつも同じ場所でお別れ。
毎年毎年繰り返してる、出会った以上、必ず来ることがわかっている別れの日。出会いと別れは繰り返し、といっても、こんなに確実に、出会った以上別れの日が約束されているのも悲しいものだ。

因みに、今回の手荷物は明らかに重量オーバーだったのに(駄目なら出せばいいや、という感じでつめこんだ)、カウンターのお兄さんが明らかに新人で、(私の永住ビザがパスポートからみつけられずおどおどするくらい)超過料金を言い出せなかったらしい…らっきー♪

映画はたいしたのがなかったので、トムクルーズのコロカテル(だっけ?)とかいうのだけ見たけど、これもイマイチだった…

さらば日本、また帰る日まで!

荷物詰めの極意

2005年1月7日 日常
そろそろ帰国が近づき、最終荷物詰めの段階に入った。

一昨年までは、31キロまではただで載せられたのに、去年からは重量規制が非常に厳しくなり、26キロ超えていると、中身を出すように言われるようになった。
さらに手荷物は7キロだか8キロまで。

そういうわけで、私はスーツケースは27キロまで(これだとぎりぎり入れてくれる人もいる)、手荷物のリュックもぎっしりにして、さらに洋服は着られるものは着て、ポケットも入るだけのものをつめていく。
おかげで去年はポケットにつめたレトルトパックが金属探知機にひっかかり、面倒なことになってしまった。
今年は、ひっかからないものをポケットにつめていこう。

でも、これだと、体重の軽い人はすごく損している気がする。体重70キロの人と比べて、20キロも軽いんだから、更に20キロ載せさせろとは言わないけど、もう少しのせさせてくれたっていいのに…同じ料金なんだから。
せめて、以前の規制重量31キロまでは許可してくれるとかさ。

そういうわけで、荷物は重さを量られるけど、体重は量られないわけだから、いかに持ち物を体に巻きつけたりポケットの多い服を着て、荷物の重さを体重に転化するかが重要なポイントなのだ。

NZでも、以前に比べるとマヨネーズなんかの日本製の食料品が、だいぶ安くなり、前に比べると、「これは買っていかなくてもいいかな」というものが結構増えたので、3年前くらいの荷造りに比べるとかなり本やビデオなんかをもっていく余裕が増えた。

どんなにしても、向こうで手に入らないものは、日本のバラエティ番組や、読みたい本だけだから。

初詣

2005年1月4日 日常
昨日は初詣にいってきた。うちから車で30分でいける、寒川神社というところだ。

かなり大きい神社なので、人出もそれなりにすごい。またしても、駐車場に近づくだけで小一時間かかった。こんな田舎だというのに、さすが日本。

神社の周りは、ずら〜と出店がならんで、初詣というよりほとんどお祭り。たこ焼きとじゃがバターと大判焼きをたべる。

私は、この寒川さんの神様に非常に感謝している。
というのも、高3の受験直前に初詣に来たら、おみくじで大吉を出してくれたから。
さすがに受験直前の不安な時期、いつもの私なら「さっすが私っ」と済ますところだが、心から寒川さんに感謝したのだった。

今回は、みんなの健康祈願(最近まわりに病気の人が多いのだよ)と、そのうち家が買えますようにって。

皆様にとっても、少しでも夢に近づける年になりますように。

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10年一昔

2005年1月3日 日常
部屋を整理していると、いろんなものが出てくる。
年に一度しかもどってないから、ダンボールなんかに、かなり古いものがそのままになっていたりする。
なんとなく整理していて、元カレと付き合い始めのころの日記なんか読んでいたら、やっぱり若かったな〜と実感。
私は今までそんなに歳をとっていくことで自分が変わった(男の子だと、急にしっかりしたりとか)とかあまりないまま生きてきたけど、最近急に、自分の昔の足りなかった点や、「わかかったな〜」という点が見えてきたのは、やはり歳をとってきたということかしら。いや〜

いつも主観的だった自分自身について、はじめて、「大学生のころの私は、大人からはこうみえていたんだろうな」とか「新人のときの私を、今私がみたらこうだったろうな」とか、すごく客観的に見えるようになってきたというか。

あの時はあの時で自分でしっかりわかってて、最高の選択をしているつもりだったけど、やっぱり見えてないところもあったんだろなーって。大学生なんて、ほんとに大人に思えていたのに。
確かに、あのころに、たとえば結婚していたとしたら、あのころの観点で一生すごす人をえらんでいたとしたらと思うと、けっこう恐ろしいものがある。
(いや、別に結婚しようとしたことはないけど、たとえばね)

若い皆さん、選択は慎重にね!
しかし、大学入学したのが、すでに10年以上も前、つまり今の大学生と10年の歳の差があると思うと、そのくらい悟れてきたものがあっても当然とも思うわけで。

10年後の私は、また10歳との若さと引き換えに、何を手にしているのでしょうか。
あけましておめでとうございます。
年末は、結構人にあったり出歩きましたが、お正月は家でのんびりしています。
今日は弟も帰省してきました。

昨日は埼玉でテニスの試合があったそうで、市の小さい大会とはいえ、いちおう優勝して帰ってきた。しかし、全員にくれたという参加賞はなんと巨大な大根。
さすが埼玉、あなどれない。

うちの弟は、手前味噌ながら身長182センチのけっこうもてるタイプで、お姉さまが「ブックオフにつれてってー」とわがままいうと、ぶつぶついいながらも車をだして一緒に行ってくれて、ゲーセンで「お姉ちゃん、これやったことある?」といって、太鼓の達人(私がすでにNZにいったあとに流行った)にお金をいれてくれるようなかわいい(?)弟です。

ともあれ、今年も家族みんなでお正月できてよかったです。

今年もよろしくお願いしますー!

忘年会?

2004年12月29日 日常
日記がなんだか感傷的?でごめんなさい。
今の私の生活は日本にはない。
だから、日本にくると、最近いつも過去と思い出に引き戻されていろいろ余計なことを考えてしまうみたい。

今日は友達のおうちで10人くらいで忘年会(?)だった。代々木上原駅前の豪邸。私と歳は一個しか違わないのにすごいな〜日本で稼いでいる人は!

みんな結婚したり、子供ができたり、ちょっとずつ変わってる。変わってるけど、あまり変わってないみたいで、それはうれしかった。

それなのに、この胸の痛みはなんだろう?

去年は私の都合で、ここのみんなとは会えなかったから、ほとんどみんなと2年ぶり。もし今年も会えなかったら、もう来年は、会えないような気がして、今年はどうしても、無理してでも会いたかった。

そして会えてよかった。赤ちゃんたちも可愛かった。

でも。
それなのに、この胸の痛みはなんだろう?

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伊勢丹の、招待バーゲンにいってきました。(続く)
前の会社の友人+先輩とデート。
やーなつかしいな〜。あんなに毎日ずっと一蓮托生で苦しんでいた日々が、今ではまるで夢のよう。

私がやめたころだって、充分忙しかったけど、最近は、そのころがなつかしくおもえるほどさらに忙しいらしい。ご愁傷サマです。
主な原因は、政府がころころ変える株式の税制のせいだそうだ。

日本の友達には、いまや本気でリッチな人が多く(それだけ仕事はきついんだろうけど)、年がら年中「お金がなーい」といっているKiwiと違って、「いいよ、金ならあるから」的な非常に鷹揚な人が多いのが印象的。
やっぱりちょっとした何かを買うとき、せこいことを考えなくていいのって素敵。

ないものねだりで仕方ない。
日本にいればお金も、物もあるという生活。
NZではお金も日本ほど稼げないし、買いたいようないろんな物もないけど、時間と場所と余裕だけはたっぷりある…

いまや正反対の生活の私たちだけど、これからみんなどうやって生きていくことになるんだろう…

大都会の猛威

2004年12月25日 日常
今日は、昔の友達と、ご飯を食べに行きました。
つきあってくれてありがとう!(←私信)

回転寿司を食べて、ちょっとそのへんまで…とドライブに出たところまではよかった。

折りしもクリスマス。

横浜のみなとみらいの近辺に行ったのが運の尽き(?)でした。あり得ないほど道路が渋滞…
すっごーいっ さすが日本っ(←やけ)

赤レンガ倉庫のとなりで渋滞で停まって、そのほんの100メートル先の駐車場に入れるまでに1時間半。すごかったです。
10時半にはお店もほとんどしまって、すでに何もないというのにこの込みよう。クリスマス限定渋滞だったのか、こんなことがみなとみらいの周辺ではよくおこるのかしらないけど、大都会の猛威を見せ付けられました。

でも、楽しかった。

こうやって、夜の街をドライブするのも、車でゆっくりおしゃべりするのも、なんだか久しぶりでデジャブを感じるくらい。
大学の時とか、OLだったときには、多分よくあったこんなことがとても懐かしくて。

NZの明るい日差しの下にいるときには忘れてるけど、日が沈んだあとの日本の街のあかりの下で、私が日本にほっぽってきちゃった生活のかけらのきらめきを、ふと見つけてしまったような。

また日が昇れば、しばらくは見えなくなってしまうかもしれないけど。
そんな瞬間でした。
ままりんと御殿場のアウトレットモールに買い物にいく。

我が家から、東名で1時間かからずにいけるので、最近は帰省した際はなんだか恒例になっている模様。

しかし折りしもクリスマスイブで、カップルばっかり。

最近、日本ででかけるたびに思うのは、

日本の女の子はすごい

まず、みんなあまりに化粧が上手でびっくりだ。
そして、毎年はっきりと「ああ、今年はこれが流行ってるんだ」とわかるほど、そういう格好の子が多いことにおどろく。

どうやら今年は細いジーンズが流行っているのか?生まれた時からブーツカット派の私としては、ブーツカットが流行している時はいいけど、ブーツに押し込めるほどの、絶対正座不可能ジーンズが流行っているようだと、なんだか日本では「流行おくれ」みたいなレッテルを貼られそうでちょっと居心地が悪い(←でもそれに乗る気はない)

もともとファッション雑誌なんかにあまり興味はなかったけど、NZに住み始めてから、流行もへったくれもない、いつでも自由に自分の着たいものでお洒落する常識の中で、「ハヤリのカッコウ」に対する興味がますます薄れた気がする。

日本では、ある意味、今年の流行!と騒がれているカッコウを取り入れればそれなりにおしゃれと思ってもらえて、自分も「わたしってばおしゃれ」と簡単に思えるわけだから、すごく手軽に自己満足できて、そういうのも、やってみたらまあ楽しいのかも(←かなり無理して共感?)

でも、込みあった電車と、込みこみの街中で、寒いというのにいまにもずり落ちそうな暖かそうでもないストールを必死に押さえながら、空けにくそうなお洒落なかばんを抱えて、ひざがうっ血しそうな細いジーンズにつま先が壊疽しそうな高いヒールで頑張ってる女の子たちを見ると、ごめんなさい、私はそこまで自分を試練の場に置けません…と思ってしまうのだった。

ちなみに買い物は、前から欲しかったヒップハンガーのショートパンツと、新しいテニスシューズが買えてよかったのでした。

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美容院にいく。

2004年12月23日 日常
今日は美容院予約。

どうやらかなり長くなっていた後ろ髪を切ってストパをかけてすっきりするために。
日本の美容院はニュージーランドより、ずっとよくて安いので(Kiwiには黒い髪を切る技術はないし、日本人のところは異常に高い。普段はアイダとって韓国人のところに行っている)帰ってきたら、まず美容院に行くのが習慣化している。

前回行ったところが移転しましたというハガキを送ってきていたので、そこに行ってきた。ちなみに営業のキビシイ証券業界にいたriaは、こうしたちょっとしたさりげない営業努力をしているところがあると、つい同情(?)して、行ってあげたくなる(しつこい営業するところは大嫌いだけど)。

ただ、いくつかの美容院が合併したとかで、雰囲気がかなり変わっていたので次も行くかはちょっと疑問。前のが、若い美容師さんでよかったかも…
しかもかなり時間がかかって、夕方待ち合わせしていた幼馴染との待ち合わせに大幅に遅刻。すまんー。

彼女は、小学校の時からませていて、クラスメイトと馴染まなかった私と唯一5歳の時から付き合いの続いたほんまもんの幼馴染。(私はかなりませていたので、小学生の、○△ちゃんには絶対内緒、だの、仲間はずれ、だの、誰かを突然無視しはじめることとか、馬鹿らしくてつきあってられないと思っていた…)

そんな私が素でつきあえた彼女は、ほんとに子供のころからいい人だったのだと思う。
現在傷心で恋人募集中の彼女だが、幸せな結婚ができるといいね。

免許再交付

2004年12月22日 日常
あ〜
日本の淡い青空の色とぼんやりかすんだ山の端が、私をアンニュイにさせる…

しかし、せまくるしいバスのシートもうんざりするほど騒々しい駅の構内放送も、3週間のことと思えば懐かしい。

今日はNZにいた間に切れた免許の再交付に二俣川に行ってきた。ご当地ネタで、「神奈川県民が二俣川といえば自動車免許場のことである」といわれる二俣川である。

受付が午後1時〜1時半だったので、書類を1時10分ころに出したら、「それでは2時半に○×窓口に集まってください」
といわれた。
なんだと〜っっ
一時間半も、この殺風景な、NZに行く前に元カレにつきあわせて国際免許を取りに来た憂鬱な建物の中で(←私情)何をして待てと…(逆ギレ)
しかし、とにかく1時半に受付終了なのに、なんで集合が2時半なんだ(怒)

2時半からわらわら手続きがあって、3時から30分の優良者講習(日本で運転してないから)、晴れてゴールド免許ホルダーとなりました。貴重な日本の1日が消費されてしまったが仕方ない。

****************

その後、2年前NZでフラットメイトだったNと待ち合わせてご飯食べた。なんと今は私の最寄り駅にある会社で、営業マンをしているのだ。

いろいろあった彼だが、元気そうでよかった。
いざとなったら、私とだんな様の養子にしてあげるから、いつでもNZに帰っておいでね。

日本にて。

2004年12月20日 お仕事
冬だ。
南半球の真夏から(昼の気温は実はたいしてかわらんが…)一気に冬の日本だ。
寒いが、確かにうわさどおり12月にしてはそれほどでもないかも。

昨日は一日ごろごろしていたが、今日はままりんと買い物に出てみた。すごいースーパーには日本食材がいっぱいあるー(←馬鹿)

気づいたこと。

?スーパーにNZのゴールデンキーウィが売っているが、なぜかゴールドキーウィという商標。
(別にゴールデンキーウィのままでも問題ないんでは…)
ちなみに、NZの我が家のすぐ近くに本社ビルのある世界的キーウィフルーツの会社ゼスプリのキーウィもあった。

?日本の車は顔がまんまるで、たてにびよーんとふくらだような顔になっている。
(NZの車の6.7割は日本の中古車だから、5年後くらいから、これがNZでもはやりはじめるんだろう)

?レタスが異様に高い。
(台風と地震の時はもっとひどかったそうな)

?なんで駐車場の出口の自動精算機のところに、係の人がたっててお金を受け取って機械にいれてくれるんだろう。
(それなら、最初から人がやればいいじゃん。自動精算機が無駄では…)

?靴とか、小物とか、いろんなデザインの物が数限りなくある。
(NZでは、どのショッピングモールでも同じチェーン店だけだから、どこにいっても同じようなものしかない)

?デパ地下の食料品のお姉さんたちでさえ、化粧品売り場と間違うほど、念入りにきれいに化粧をしている。

************************
相変わらず、日本はちょっとごみごみしてて、不機嫌で、薄暗くて(ここ5年、冬にしか帰ってないから)、せまくるしいけど懐かしいところだ。この空気の色に目が慣れるまで、いつも2.3日かかる。
友達に連絡をとらなきゃならないけど、どうもまだだるくて何もしていない…(←実は日本国内では出不精)年末までたいした時間もないのでさっさと予定を組まねば〜

仕事収めです!

2004年12月17日 お仕事
今日で仕事収め!
明日の飛行機で、holidayに日本に帰ります〜
やっとのことで予算も終え、ゆっくり片付けもできないままですが、仕方ない。

それに冬の時期にはかえりたくないんだけど…(涙)

最後に、今年のオフィスのクリスマスデコレーションを撮影してみました。HPの写真館みてみてね。それぞれの課が、自分の部署をデコレーションしています。
仕事場とは思えない気合のいれようでしょ…

実はまだ残業中(仕事しろ)。
早く帰って荷物をつめなければ〜あう〜
そして、今日はフラットメイトとBBQの約束をしていた…なんか食べてばっかだーっっ

12月は、どうしてもイベントが多くてこういうことになってしまう。
しかも、日本と違うのは、日本は年末年始の行事に特化されるが、NZではクリスマス=待ちに待った夏+最も日が長いシーズンの到来なので、こうやって、外でBBQだの、来年のトライアスロンだの、日本なら夏の間におこる行事まで、いっぺんに来てしまうこと。

夏はイベントがいっぱいで、暖かくて、楽しい季節だけど、冬はほんっとにイベントのない退屈なシーズンなのです。
前も書いたけど、日本の冬12月から3月が、クリスマスとかお正月をいっさいはさまないことを想像してみてください。退屈で死にそうでしょ?
それが、こっち、南半球の冬、5月から9月なんです…

ともあれ、そういうわけで、庭でみんなでバーベキューをすることにしていた。
何故庭なのかというと、NZでは川原や海でのバーベキューは禁止だから。自然保護の観点からか?

4ドルでだんなさまが網を買ってきたので、その下で炭をたいて炭火焼バーベキュー。シェフSくんが、会社のつてで、すごくいいスコッチフィレを3.4キロ!も持ってきてくれたので、すごくおいしかった!

庭の芝生に座り込んで、レンガでつんだだけの日本式バービー(ここではBBQのことをバービーといいます。世界的英語なのか、Kiwi Englishなのか不明)だったけど、あんまりおいしくて、みんな食べすぎました…(またか)。

それでも、さすがに3.4キロの肉は食べきれず、みんなのそれぞれおみやとして、分厚いスコッチフィレステーキまでお持ち帰りとなって大満足だったのでした。

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まだ続くんです、クリスマスイベント…(さすがに疲れ気味←胃が)
昨日のが会社全体のだとしたら、今日のは課内だけの忘年会とでも想像してください。

今日のは、レストランではなく、ペイロールのエレノアのおうちで開かれることに。しかも、エレノアの作戦で、バッフェとかではなく、完全なフォーマルディナーにするという。
たいていパートナーをつれていくのが普通なので、総勢19人。NZでは、家は平気で巨大なことがあるとはいえ、一般の家庭で、19人フォーマルセッティングで座れるテーブルのある家って一体…

場所はWiitfordという地域なんだけど、ここは街中に近いのに、突然地図上からすべてが消える不思議なところ。
今回行ってみて納得した。ある住宅地の角を曲がったとたん、突然郊外のような完全な80キロ道路の牧場地帯になっていた…これじゃ地図は書けなかろう。

エレノアのおうちも、牧場の中に立つ巨大な家で、テラスから見える庭(というより牧場)の池ではカモが泳いでました。こりゃー19人着ても40人着てもびくともしないでしょう。(さすがに40人で食卓を囲むのは無理かもしれないけど)

今日は全員盛装で、ということで、マネージャーのケンはタキシードに勲章6個もつけてきた(←もと空軍。半分はギャグも入ってたみたいだけど。)
6時半に集まって、オードブルとかつまんで1時間くらいしゃべったり、パートナーを紹介したりするのがこっち式。
そして7時半ごろディナーの席につきました。
昨日書いたランチのときの状況を踏まえて、終了は10時ごろと予想。

実際は、
6時半 オードブル
7時半 スープ
8時半 メイン
9時半 デザート
10時半 クリスマスケーキ
そして紅茶とコーヒーで、すべて終了したら11時半でした…ぐったり。食事に5時間!

なぜぐったりするかというと、どれもけっこう量があるものを食べながら(でも、満腹にはならない程度の)、1時間後にはまたなにか違うものを食べるということのくりかえし。
Kiwiには普通かもしれないけど、私にとっては腹6分半くらいのものを、1時間に一度食べる状態が5時間も続くわけで…

日本人は、
朝ごはん→昼ごはんも定食とかで満腹→ちょっとおやつ→夕ごで満腹
というように、5.6時間に一度満腹にするという食生活をあたりまえのようにおくっている。
 こっちでは、
朝ごはん→10時モーニングティー→12時ランチ→3時アフタヌーンティー→6時ディナー
というように、日ごろから2時間に一度、日本人にとっては7.8割程度の量を食べ続けるので、彼らはこうやってだらだら食べ続けることが、そもそもの食習慣なのだ。
満腹→空腹で一回すっきり→満腹、を繰り返したほうが気持ちいい日本人の私にとっては
腹6分半を5回も繰り返すのは胃がつらくなってきてあたりまえ…
逆に1回に食べる量は日本人(とか中国人)のほうがずっと多いということになるわけです。

こういうとき、こういう基本的なヨーロッパ式の食事の仕方をしらなければ、例えば日本の食事産業が進出しようとしてきても必ずつまづくだろうなーと思う。
日本なら、「ランチならこのくらいの量食べるだろう」という量をだしてもこちらでは、1回分の量としては絶対多過ぎるだろうし。
なんといっても10時にはしっかりマフィンとかスコーン食べてますから。

逆に日本人なら、この同じコースを食べても、どんなに長くても2時間以内で終了し、それで
「2時間も食べ続けちゃったね!」
なんていうのが普通じゃなかろうか。

そしてさらに、今日はケンの50歳の誕生日だったので、トリッシュが50本のキャンドルを立てたケーキも作ってきていて、このあとに全員誕生日ケーキまで食べたのでした…
おいしかったけど、気持ち悪いのはなぜ〜。

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イギリス風のクリスマスプディングってどんなのか知ってますか?

クリスマスになると、スーパーでも山積みされる、日本で言えば節分の豆か、お雛様のあられか、柏餅のような存在の季節ものプディング。

見た目は、丸っこい形のただのフルーツケーキで、普通カスタードソースをかけて食べる。

ランチの時のデザートがそれだったので、いつも気になっていたことをトリッシュに聞いてみた。

「はっきりいってただのフルーツケーキに思えるけど、クリスマスプディングっていうときには何が違うの?」って。

トリッシュの答えは
「何いってるのよ、全然ちがうじゃない」

曰く、lots of fruitsとlots of nutsでブランデーが入っているとのこと。

んーでも、それってただのブランデー入りフルーツケーキと何が違うっていうだろう…
単に、いつもよりたくさんフルーツとナッツが入っているというところがポイントなんだろうか…結局5年越しのナゾはナゾのまま。

問題のクリスマスプディングの写真も撮ってきたので参照ください。
(HP日記写真館)
ね、たんなるフルーツケーキに見えるでしょ?

そういうわけで、私はあまりおいしくない(日本人の口には合わない)のを知っているので、アイスクリームのほうを選んだのでした。(←正解)
やっと予算資料をひとまとめ、日本に送りました…
昨日なんか、13時間ぶっ続けでエクセルと格闘し、いい加減パソコンみるのがつらくなった。ひー。
まだボスのプレゼンが残ってるので気は抜けないけど、とりあえず、最大の山は越えました。

今日は全員でのクリスマスランチ。しかもちゃんとしたレストランで。パーネルにある、イグアスというKiwiに人気のお店です。
2時半に遅めにオフィスを出て、そしてもう帰ってこないつもりですな。なぜクリスマスパーティも終わったというのに、まだイベントが続くのか…
それは、日本人が、クリスマス、忘年会、お正月と祝い続けるのと同じ気分かもしれない。Kiwiはお正月は一切祝わないから。

ちなみに、明日の土曜日は一応私が所属しているHRディパートメントのクリスマスディナー。
イベントが多過ぎて、ちょっとわけわからなくなってきた…
全然帰国の準備も、お土産も買ってないしマズイゾ。

************************************
そして…

行ってきましたクリスマスランチ。
集合が、レストランで3時(金曜日で、ランチの後そのまま帰るから遅めのランチってことで)。
確かに、こっちの人はかなりゆっくりめに食事をするけど、まあディナーじゃないし、だいたい5時ごろには終わるだろうとふんでいたら…

デザート食べおわった段階で、すでに時計は6時をまわってました。
ランチじゃないっつーの。

基本的に、こっちのコースの食事は1つ1つのものの間に、1時間はあると思っていい。3時にドリンクを頼んでオードブルが来る。4時前にスープがきた。
5時近くにメインが来て、6時ごろデザート。食べ終わるころには、私はいつもぐったり。

西洋文化圏に旅行に来るみなさん。
これが、こっちの人の、ふつーの食事のスピードなのです。日本人観光客が来ると、食事が出てくるのが遅すぎるとクレームになることが多いけど、わかってあげてください…こうやって、ゆっくり会話を楽しむのがこっち風ということで。

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ria

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