必殺 猫洗い

2004年9月20日 日常
“よしこど〜した〜っっ!?”

夕方帰宅してくるフラットメイトたちの一声。

というくらい、よっちゃんがどろどろだった。しかも喧嘩したらしく、ところどころ血がでてる。
昔は喧嘩に負けることなんてなかったよっちゃんだけど、最近やっぱりちょっと歳をとったのか、近所に強い猫がいるのか、よくかさぶたを作って帰ってくるようになった。
私の住んでいるところは、猫の激戦区で、今まで無傷だったのが、強すぎたのかもしれないけど…(女の子なのに)。

どんなに汚れていても、よっちゃんは洗わせてくれない。死ぬほど濡れるのを嫌がる。子猫のときからお風呂の習慣をつけないと無理というから仕方ないけど。

それでも、日本のお風呂のように、湯船に浅くお湯を張って、しかも扉が閉められるなら無理やり洗えるかもしれない。しかし、NZのシャワーというのは、シャワースペースにカーテンがぶら下がっただけの簡単なもの。
とてもじゃないけど暴れるよっちゃんを洗えるとは思えないのでいままでは、汚れても、濡らしたタオルでごしごし拭くくらいしかしていなかった(それでも相当嫌がる)。

しかし、今日の汚れ様はあまりにひどく、フラットメイトと3人がかりでよっちゃんを洗うことを決意した(勢いで)。

まず、洗濯機の横の深い流しにぬるま湯を張る。

そして、よっちゃんをぶらーんともって(逃げられないように)ゆっくり足から水に下ろしていく。

当然嫌がって、しっぽと足を、限界というとこまで水につかないように丸め、世にも悲しげな声で

“な〜、な〜、な〜、な〜、な〜、な〜”
(日本語訳: いや〜、いや〜、いや〜、いや〜、)

と鳴き続ける。
目をいっぱい見開いて、必死でこっちを見ながら。

あまりに心臓直撃な真摯で悲しい声で鳴くので、思わず笑っちゃいつつも、なんか罪悪感いっぱいになる3人。
なんてかわいい声をだすんだ〜

しかし心を鬼にして、なんとかお湯で洗った、下半身だけ。

上半身は、流しのふちに必死でしがみついてどうしても中に入らないので、今回はあきらめざるをえなかった。
でも、初めてにしてはよく頑張りました。

そして、このまま逃げられては風邪を引くし、家出してしまうと困るので、バスタオルで拭いてから部屋に監禁し、ヒーターをガンガンにつけて、ついによっちゃんがリラックスしてごろごろ言いだすまで、3人がかりで乾かして、ブラッシングした。

幸せな猫だよ、あんたは…

一人でおでかけ

2004年9月19日 日常
だんな様 春だというのに 風邪っぴき (またか)

どうも最近風邪ひきやすいだんな様である。夜の気温も高くなってきて、デイライトセービングも間近なので、よくなるといいのだけど。

そんなわけで、昨日は一日病気のだんな様に付き合ってダンスもいけず、家にこもりっきりだったので、今日は息抜きにちょっと出かけることにした。
やはり、土日にリフレッシュされないと、次の一週間が長く感じるから。
熱は引かないものの、それほど悪そうではないのだけど。

日曜は、うちから10分のアボンデールというところで、巨大なサンデーマーケットが開かれている。いつも行くわけではないけど、特に野菜コーナーが充実していて安いので、いくとけっこう大量に買い込んでしまう。

今回買った目玉商品は植木!
ポンガちゃん(寄せ植えシダ盆栽の名前。04年7月11日日記参照)を作ったとき、ポンガちゃんの幹にくくりつけた熱帯の植物が、あるんだけど、大きいものは24ドル以上ととても高かったので、小さい7ドルのほうを買った。

ところが、そのときの24ドルのものよりさらに一回り大きいサイズのものがなんと4ドルで買えた。やすい〜
中国人のおばあちゃんが売ってたんだけど、相場知らないんじゃ…

それから、そのすぐ近くのリンモールのあたりをふらふらしてから帰った。
なんか土日はいっつもだんな様と出歩いているから、一人だと困っちゃう。よくないよくない。
特にエクセルを使っていて、困ることがあるわけではない。
が、会社が折角“研修させてあげよっか?”というのを断る理由はない。

というわけで、エクセルアドバンスコース1日クラスというのに行ってきました。

ラッキーなことに、会場がポンソンビー、つまりうちから車で5分以内。
普段会社まで、約20キロの道のりを往復してるわけなので、それだけでとっても幸せ。

エクセルに関しては、前からまあまあできたし、仕事中に覚えたことで充分だったから、マクロ、コンソリデイション、バリデイション、ピボットテーブル(こういうの、日本語のエクセルではなんていうんだ?)一通りはわかっていないことはないと思うんだけど、すべてをいつも使ってるわけではないから、“あーこういうのもあったな”とか“おーそんなオマケ機能があったのか”という感じで、なかなか楽しく有意義なコースでした。

しかも、ランチ券までもらえ、周辺のレストラン10件くらいで使えるというので、ランチもゆっくり食べて、とっても優雅に一日すごしました。
給料ももらって、300ドルのコース代まで会社が出してくれるなんて、なんだか幸せ…(せこいな)

私以外はもちろんみんなKiwiだけど、大学でVisual Basicを取っていたときのおかげか、まったく問題ありませんでした。
昨日はネットボールでした。
チーム結成以来、初めての引き分け!すごい!
今まで10点以上はなされなかったことはなかったというのに…

火曜日に参加してるのは、全員来れば10人くらいだけど、たいてい誰かが来られないから、行くのは7人くらいということが多い。
昨日のメンバーには、3人マオリが入っていたんだけど、彼らがすごくうまいというのもあったんだけどね。
ポリネシア系の人の運動神経のよさには、時々目を見張るものがある。
白人は、それにくらべると実はけっこう運動神経がイマイチな人が多かったりする。

とにかく、初めての大負けでなかったので(ま、チーム作ってまだ5試合くらいだけど…)、みんなHappyだったのでした。

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ちょっと暇だったので、日本のダンスの関連ページを見ていて、値段の高さにぶっ飛んでしまった。団体レッスン1回1時間で8000円とか、個人レッスン20分1万円、ダンスパーティ1万5千円だと〜

なんだそりゃ〜?!

こんなんだから、ダンスする人がふえないんじゃないの?
こんなんじゃ、気軽に踊れる場所もないでしょーに。
だから、日本ではお金のある、年配の人だけの趣味とか言われているんじゃないの?

私は日本にいたら、絶対ダンスをしていなかったでしょう。というか、お金的に無理でしょう。

ここでは、毎週土曜に行ってるレッスンは、団体だけど、2時間みっちりやって、モーニングティーまでついて1人5ドル。
毎週の夜のパーティ(だいたい7時から11時ごろ)は、6ドル、月に一度のバッフェスタイルの夕飯がついたものですら10ドル。

つまり、毎土曜のレッスン全部と、毎水曜のパーティ全部でトータル8日間計24時間踊りに行ったとしても、5ドル×4と、6ドル×4で月44ドルしかしない。日本の1回分のレッスンの半額以下じゃ〜
ちなみに、デイビットの個人レッスンは1時間40ドル。これだってやろうかどうか悩むほど高いというのに…

いろんなものが価格破壊してきている日本だけど、Quality of lifeという意味では、こういうところがまだまだだと思います。
(この異常な値段の高さは何故なんでしょう??)
韓国経済が低成長時代に突入したとの診断が出た。サムスン経済研究所が発表した。未来産業への準備不足、高齢化、労使関係の悪化などにより潜在成長率が4%台に落ち込む「構造的低成長時代」を迎え、「永遠の二流国」にならないための対策作りが急務だ。…
…「国民所得2万米ドルの壁」を超えられず、先進国入りが遠のき、最悪の場合には「永遠の二流国」に甘んじる恐れもあると研究所は警告する。先進各国は70〜80年代に国民所得が1万米ドルに達し、2万米ドルに到達するまで平均9.2年かかっているが、韓国は1万米ドル達成(95年)から9年間、足踏み状態が続いている。


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なるほど。
なんとなく、自分の常識の中で、韓国や中国にしても、その他の発展途上国にしても、このまま成長していけば、いつかは先進国レベルに達するような固定観念があったけど、そんなことはないんだな。

戦後に、そのときの状態でいっせいに成長していった先進国とは、すでに世界の状況が違う。デフレや、すでに先進国で大量に作られて価格破壊しちゃってる製品たちや、インターネットなんかの超安のインフラや…

証券会社で働いていたときも、“次はアジアだ”とか“中国だ”とか言われると、このまま成長していけばそうかな…と思うこともあったが、70年代〜80年代と、今の世界状況は違うのだから、必ずそうとは限らないわけだ。

こういうとき、どこに投資していくか、どうやって自分のお金を運用していくか、悩む。
過去の相場を見て参考にしつつも、固定観念にとらわれてはいけないわけだから。

過去のパターンから抜け出すのは容易ではなく、例えば私が働いていたころは、US$の動きがかなりあり、ドルの売り買いでけっこうサヤが取れた。そのときの名残と、リスクヘッジで今でもUS$口座を持ってるけど、ここ5年、US$はほとんど動いていないといっていいのになかなか売る決心がつかない。
金利も低いし、そろそろ他のものに変えようかな…
でも、そうしたとたんに、US$に動きが出たりして。

バブルで痛い目に会った人も、こうやって決心がつかないまま、最後のババを引いてしまったんだろう。
ほんと相場は難しい。
Heathが出社してきた。
赤ちゃんはとっても小さかったけど、結局帝王切開だったんだって。
そして奥さんは今日退院してきたという。赤ちゃんが産まれたのが9月9日だから、5日で退院してることになる。なんか日本の場合は術後2週間入院するとか聞いたけど…
しかも、
「帝王切開って痛いらしいけど、奥さん元気?」
と聞いたら、
「うん、手術の当日から自分で歩き回ってたよ」
だって。今もすでに痛がってないって。
あれ?

こっちのお医者さんのほうが手術がうまいのか、たまたま運がよかったのか…

ところで、これはマルコムも言ってたけど、こっちは帝王切開でもだんなさんが立ち会う。
お医者さんが奥さんのおなかを切って、赤ちゃんを取り出す瞬間をまじまじと目前で見ることになるんだって。

切ったところを手を突っ込んで、つかんでぐいっと広げるから痛そうだった〜と言ってた。これは奥さんのほうからは全然見えないらしい。(布がかかってるし、おなかもおおきいから)

麻酔してるとはいえ、奥さんは看護婦さんと話したりして、その最中に下ではおなかをぐいっとやってるわけだから、すごい変な感じだったそうだ。

でも、無事に産まれてよかったね!
午前中、だんな様が仕事だったので、1人で古着屋にいってきた。いつも行く、かなり巨大な古着屋で、しかも安いので、行くといつも大量に買ってしまう。

今回も、たまたまダンスで着られそうな、レースのひらひらした上着と、これまたすそが超ピンクハウスな真っ黒なスカートを買ってしまった。
 もしかして、最近私ってばレース好き?と思うが、これはママりんの遺伝だな…

それから、フラットメイトのシェフSくんと日本食卸Sくん(両方Sでまぎらわしいけど)が、またカジノに行くというので、見に行ったら、あえなく撃沈。一瞬で800ドルとかすっちゃうって…ま、そうじゃなければ、5000ドル勝ってきたりはできないんだろうけどね。

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その後、先週末、知り合いの女の子が急に高熱で入院したので、お見舞いに行った。海外だとこういうときに、心細いよね。
特に、ほんとに具合の悪いときには、英語で話しかけられるとはっきりいってムカつくのだ。

外国なんだから、仕方ないのはわかってるんだけど、ほんとに具合が悪かったら、“こんなにつらいときに英会話なんかやってられるかっつーの!!”的な、逆切れ状態になる。
彼女はそれほど英語も得意じゃないし、医療通訳の人も、お医者さんの回診の時間がわからない、ということで、予約取らせてくれないらしい。なんのための医療通訳じゃ〜。

明日組織検査らしいので、たいしたことないといいんだけどね…
朝会社にきたら、メールが入っていた。

There was finally an addition to the Barclay family this morning.
Heath is now a proud dad to a little girl (Georgia)
5lb 12oz

ついにHeath の赤ちゃん誕生!

5ポンドかー10日以上もオーバーデューしたのに小さいな〜!

あまりに産まれないから、帝王切開かな、とみんな言っていたのだが、そうじゃなかったらしい。
それで、私も帝王切開についてたまたまネットで読んでいて(暇だったんで…)驚いた。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~withkumo/teiou-mokuji.htm

帝王切開って、日本ではこんなに偏見とか、悪い、古いイメージに苦しめられているものだったなんて…

なんで?
義母におなかを痛めてないから、楽だったわねといわれたとか、帝王切開で産んだ子のほうが愛情が薄いのかとか、そんなことに本気で悩んで苦しまねばならないようなところなのか、日本は…

ちゃんと陣痛が来て産んだ子のほうがかわいいでしょ、と言われただと!
そんな非科学的なことあるか〜!(怒)

そんな迷信がまだ残ってて、実際それに苦しめられるお母さんがほんとにいるのだ。しかもいっぱい。
それから、陣痛を赤ちゃんのために耐えて、お腹を痛めて産んだほうがえらい、という雰囲気とか(術後は帝王切開のが痛そうだってば)。

私はNZにいるからというわけではないけど、おなかをいためるということに、なんら美点を見出せない。

こっちでは、普通分娩だって、よく軽い麻酔のようなものを使用して、陣痛の痛みをやわらげて、あとは普通に産むんだって。
ちょっと痛みを和らげる以外は、同じなわけだけど、NZの人はそこで痛みを我慢することに、なんの意味も見出してないから平気で使う方法だ。すごい痛いなら、なんで我慢する必要があるのって。

そりゃできればみんな普通に安産で産みたいに決まってるけど、いろんな理由で、難しいなら仕方ないじゃん!

ほんとにそんな偏見を持ってる人がいることが信じられないけど、このホームページを見る限り、現実のことなんだな〜とちょっとショックでした。

ITのマルコム(2子とも、奥さんは帝王切開)と話していたときのこと。

マルコム「帝王切開(Caesarean)って、意味知ってる?」
私「Caesar(ローマ皇帝シーザー/カエサル)がそうやって産まれたからでしょ」
マルコム「そうだけど、昔は、“私はお母さんがいませんって意味だったんだよ”」

そういわれて、私はちょっとはっとした。
昔は、おなかを切って赤ちゃんを出す、なんてことしてお母さんが生き残れる可能性なんて、ほとんどなかったんだ。

つまり、母親が「私は帝王切開で産みました」という言葉は存在しなかったのだ。
生まれた子供が「自分は帝王切開で生まれた=自分が生まれるために母を殺してしまった」というだけで。

だから、英語の帝王切開のもともとの意味というのは、「ローマ皇帝シーザーは、お母さんのおなかを切って取り出されたので、母のいない人だ」ということだったわけです。
日本語としては、医学用語として単におなかを切って子供を出すというだけにしか、訳されなかったのだろうけど。

本来なら死ぬ確率が高かったのに、それが医学のおかげで、他の病気の死亡率が下がるように、死ななくても済むようになっただけのこと。
この方法がなければ、お母さんは死んで、こどもが“私は帝王切開で産まれました=母はいません”と言っていたかもしれない。

そうやって助かった命なのに、帝王切開で産んだ人に、なんで偏見なんて持てるのでしょうか?帝王切開で産んだ人で、卑屈になってしまう人がいるのでしょうか?

妊娠したことない私に言われたくないかもしれないけど、そう思わずにはいられません。
たった今ロレインからメールがきて、ついに赤ちゃんできたって!おめでとう!
いやーほんとに周り妊婦だらけだわ…

彼女の場合、赤ちゃんできにくい(若いころピルを使ってたことが原因)とかで、ここ半年くらい不妊治療のような感じでお医者さんにかかってたから、ほんとにめでたい!
 そういうの聞くと、ピルは安全だという人に、ほんとにそう思ってるの?と聞きたくなる。
彼女の場合、若いころ薦められてピルを飲み始めて、しばらくしてから生理がどんどん不定期になり、結婚してからお医者さんに、このままでは赤ちゃんは非常にできにくくなってる、といわれて、最近病院に通っていた。
 結果的には大丈夫だったわけだけど、やっぱりできるかどうか2人でいつもそんな話をしてたから、ほんとによかった。

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 ところで、今日は夕方友達のTちゃん(日本人)と、そのだんな(ポーランド人)が家に来た。だんなのアンドリューは、コンピューターに詳しく、新しく買ったディバイスの設定に来てくれたのだ。

彼らはなかなか波乱万丈な人生を歩んでて、アンドリューが祖国ポーランドから徴兵忌避で逃げてきたのがもう5.6年前かな?そして、NZでTちゃんと出会った。

彼女は私が前いた会社でいまだ働きつつ、アンドリューとカフェも経営したり、シェフとしてもけっこう本格的に働いたりと多彩である。
徴兵忌避は、兵役の義務がある国では、脱税とかと同じ罪なわけだから、アンドリューもしばらくインターポールに追われたり、アムステルダムに潜伏したり(脚色一切なし)していたけど、やっと去年NZの永住権を彼らも取れて、安心してNZにいられるようになった。
あとは、アンドリューがNZの市民権もとって、完全にニュージーランド人になれば、ニュージーランド人として、ポーランドを訪れることもできる。今はまだ帰ったら逮捕されちゃうけどね。

実は、前は少し粗暴な感じのするアンドリューだったけど、すっかり丸くなったようで、Tちゃんのために友達一同が本気で喜んでいる。Tちゃんの話では、アムステルダムでの1年半に及ぶ潜伏がよほどつらかったと見え、すっかりいいだんなになったそうだ。

人間苦労も必要だ〜と思う反面、普通に徴兵されたほうが、こんなことするよりずっと楽だったんでは…(確か徴兵期間は1年以下)と密かに思っている私たちでした。

いとこK到着

2004年9月5日 日常
朝6.30、突然のだんなさまの電話で起こされる。
今日は、だんな様のいとこが3週間の休暇滞在の為に到着する日で、「空港に迎えに言ってくるから日曜だしriaは寝てていいよー」のお言葉に甘え、ぐーぐー寝ていたところだった。

ところが、電話にでると
「交差点の真ん中で、車とまっちゃったんだけど…」
あ然。
しかも、もう到着時刻も近いというので、5分で飛び出す。

車は、ちょうどガソリンスタンドのすぐ横の交差点で止まってしまったとかで、スタンドまで押していったらしい(車で通りかかったKiwiのお姉さんが、一緒に押してくれたそうだ)。

だんな様は、ほんとに車運がなくて、よく止まったり、修理代がかかったりする。riaは勘でてきとーに車を選んでいるにもかかわらず、前のプレリュードぶりゅりゅん号も、今のユーノスも、問題がおきたことは一度もない。(同じくらい古い車なんだけどねー)

空港まで飛ばしまくって、空港内に走っていくだんな様。ところが、こんどはいとこがいない。既にランディングから1時間近くはたっていたので、出てきてもいい時間は過ぎているから、迎えがいなくてどこかにいっちゃったかと右往左往。

連絡のつきようもないから、そのまま待ってたら、結局ランディングから2時間以上経過してやっと出てきた…

曰く
「麻薬検査でひっかかったらしい…」
なんだそりゃー

日本のふつーのサラリーマンだったいとこKは、もちろん麻薬を持っていたわけでも、したこともないという。
犬が何かを発見したというわけでもなく、なんで1人別室に引っ張っていかれ、徹底的に検査されたか全く不明らしい。いとこKは英語もわからないので、説明されたこともわからなかったらしい。なんで?外見?

確かに、先週でずっと勤めていた会社を辞めたというKは、はじけようと思ったのか、ちょっと似合わない茶髪。仕事でない男の一人旅+茶髪というのは疑われやすいという話は聞いたことはある。しかもにあってないし…(関係ないか)。

ともかく無事会えたので、とりあえずとまった車をおいてあるガソリンスタンドまで戻り、車を見てもらうが、オルタネーターが駄目とかで、本格的に修理するしかないらしい。
結局私の車で、とりあえずご飯を食べて、1泊目だけとっていたホテルに連れて行った。

なんか疲れました…
土曜の午前中は、いつも通りのダンスレッスンで、今日はなんとその後、初めてのニューボーグに参加してみました。

ニューボーグというのは、オーストラリアを中心にはやっている、なんというか、ボールルーム的フォークダンスというか、完全に振り付けが決まっているものを、みんなでぐるぐる輪になって踊るもの。

なんで今までやっていなかったかというと、どうもフォークダンス的で、見た目にそんなにかっこよくないし、みんな同じものを踊る姿が、見方によっては滑稽というか…
とくに、タンゴなんて、なんか変身モノの“へんし〜ん!”という感じで手をふりまわす振り付けがあって、ほんとに笑わずにはいられないんですよね〜パーティで見てても。

それでも、どのパーティでもニューボーグは流れるし、一度覚えればぐるぐる踊るだけだから、簡単だよ、といわれ、ま、一回やってみて、それから本気でやるかやらないか決めてもいいかな…とも思い、思い切って参加。

振り付けの簡単なもの、テンポの遅いものは、前後の人を見ていればすぐなんとかなるものもある。基本の動きは、ボールルームと同じだからね。
でも、そうはいっても、次々にけっこうな種類のをやるからとても一回じゃ覚えられないし、ずっと人の足元見て、真似して踊るのにぐったり。

ま、はじめてだからしかたないけど、もう少しやってみて、続けるかどうかきめよ〜っと。
Heathの赤ちゃんはまだ産まれない。うーん、週末になるのかなあ。

Human resourceのマネジャーのKenが来週会議室を夕方5時から7時でブッキングしにきた。ここの会社で、人が5時以降に働くことなんてほんとに珍しいので、“何があるの〜”と聞いたら、MBAコースのミーティングをやるという。

実は、ケンは今大学のMBAコースに個人的に通いはじめたところで(多分50歳は越えてるけど)、週末はお勉強。
MBAというのは、私も学校に通ってる時に、取ってる友達がいたけど、授業は土日に丸一日あるだけで、あとはひたすら論文をグループで書き続ける、自分と(あと友達と)の闘いのような勉強法になる。

 ケンは先月から、そのコースに通っていて、それはいいけど、その一緒に論文を書く学校のクラスメートとの打合せを、うちの会社の会議室でやっちゃうわけなのね…

ま、減るもんじゃないし、減っても私のお金じゃないからいいけど、このへんが日本人とはほんとに感覚が違うと思う。

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ところで、だんな様のいとこが、今週末ニュージーランドに来る。会社を辞めたところで、1ヶ月くらい滞在する予定らしい。
だんな様はものすごく親しいというわけではないと言ってるけど、ほっとくわけにもいかないでしょ、親戚なら…
週末ゆっくりできないかな?

私とだんな様は、結婚する前それぞの両親に会いに日本に帰国した。
 私なんて、だんな様の実家の九州島に渡ったのは、人生で初めてだった。(パスポート要求されなかったー“九州に住むには、まず語学学校に通って九州弁マスターしなきゃならないんでしょ?”とか関東出身の私たちにいじめられてるだんな様。別に訛ってるわけではありませんが…)

そのとき、九州にいただんな様の親戚は、集まってくれて、お食事会をしたのだけど、その従兄弟一家は、関東に住んでるとかで、逆に一度も会ったことはないのだ。

余談だが、だんな様の家は、城下町の老舗旅館だったので(もうやめてるけど)巨大。しかも、すでに旅館をやっておらず、手入れのされていない巨大旅館なんて、本気でただのお化け屋敷。
夜中にとても廊下など歩けるものではない。
いうなれば、“まだ日本にこんなとこがあったなんて…”という水木しげる的世界。
しかも、家から100メートルくらいのとこに、殺された侍だかなんだかの呪いで、血染めの手形が塀に浮きあがるため、真っ赤に塗られているとかいう、塀が真赤なお寺はあるし、家の横がお堀だし、天守閣もすぐ。こわいよ〜

その、もと旅館の大広間でやった食事会の時に来てくれただんな様のご近所さんたちも、みんな呉服屋とか魚屋とかラーメン屋とか質屋とか、幼馴染がそのまま住んでるんだよね…
地域社会の強さを見た。

関東出身で、特に田舎があるわけでもない私には不思議な世界でした。
私の机のまん前にオフィスのあるマーケティングマネジャーのHeathの(奥さんの)出産予定日が過ぎている。予定は8月26日だったんだけど。この国では、誰かの赤ちゃんが生まれるとなると、“Baby sweepstake”と呼ぶ、一種の賭けをよくする。
つまり、日付、男の子か女の子か、体重、の3つをあてて、買った人がワインかなんかもらえる、というものなんだけど、誰かの子供が生まれるとなると、たいてい誰かが仕切って、誰が何に賭けたかの、エクセルで作った一覧表が出回る。

Heathは私と同い年で、奥さんもまだ若く、体も小さいというので、私は出産予定日より遅いと踏んで、“9月3日、6.2ポンド、Girl”とした。

オフィスのみんなが出産予定日を知って、いまかいまかと成り行きを見守るわけだから、なかなか楽しい習慣だとおもう。

9月3日に賭けてる人は、私の他に1人。
Heath自身もまだ男の子か女の子かまったくわかっていないとのことで、楽しみ〜。

負け犬の遠吠え

2004年9月2日 読書
負け犬の遠吠え

すみません。ブックレビューじゃありません。まだ読んでないので…。誰か日本から送ってくれーー
でも、最近、これ系の話をよく聞くので、読みたいなあーと思ったわけです。読んでないので話題に参加できん。


私は、別に絶対結婚したい!とか一度も思ったことなかったけど、それでも結婚していない人の淋しさみたいのを、ふと見ることはあった。

日本で働いていた会社は、早くに結婚退社する人が多くて、結婚できずに(と言われる)いる30代の人は、明らかに“お局”扱いだった。
(でも、結婚していない50代の男の人もいて、その人も、“それだけ年収があるのに、何故結婚できないんだ…と同じく言われていたけど”)

友達の結婚披露宴なんかにいくと、夫婦で来る人がほとんどになってくる。NZでは、まだ“デファクトパートナー”という、結婚しなくても法的な権利は結婚してるのと同じ、という制度があるし、みんなパートナー、という言葉だけで納得するけど、日本だったら、そうはいかないしね…

この年になると、まわりで結婚する人も増えて、家を買うとか、子供を作るとか、庭をどうするかとか、そんな話がよく出てくるけど、そういう話題に参加できない。

 周りで、結婚してない50代くらいの知り合いがあきらかにさみしそう…

こんなとこでしょうか。

でも、私は前に書いたけど、結婚してるとかしてないとか、そんなこと全く関係ないNZの社会がすき。魅力的な40代くらいの人も会社にいっぱいいる。
日本みたいに、“30代、未婚、子なし”ということに、なんの悪いイメージもないから、本人たちも自分をそういう風にネガティブに見ることもないし、周りもみないから、魅力的なままで、いられるんでしょう。

NZにはいっぱいいる、結婚してないけど、ボーイフレンドもいるし、幸せ、というごく当たり前の30代40代(そこに、仕事では充実してるもの、とかいう言い訳すら必要ない)が、何故日本にはいないのか。

それは、ただ単に、まわりがその生き方に、“ネガティブ”なものを見てるから。
そしてその本人たちも、自分の生き方が、そう見られているということを否応なしに自覚させられるから。

 この本は、確かに日本人の中にすでにあって、多かれ少なかれ、ちょっとは“なるほど”と思うような差別に焦点をあてたから、話題になったのだろう。

実際、多くの私たちの中に、すでにある、生物的に、文化的に、すぐにはどうしようもない差別の意識というのはある。
でも、それをはっきりといわないうちに、だんだんそうした差別の意識が薄れてきて、差別の存在さえ知らない人も増えてきて、そういう土台ができれば、それがふとしたきっかけで改善する、多分今回の韓国ブームのような事態がおこることもある。

でもこの本では、そういう、できれば段々となくしていったほうがいいようなある人たちに対するネガティブなイメージ、ある種の差別を、これだけはっきりとした形で、“あんたたちは差別されて当然よ”、と改めてつきつけ、差別しているほうにも“やっぱりそれは負け犬と思って当然なのよ”と言ってしまったことは、日本の女性差別なんかに対しての、無意識下のイメージの改善を、また何年も遅らせたかもしれないとは思う。

ま、読んでないのに言うのもなんなんですけどね…

ネットボール

2004年8月31日 日常
8月31日か…日本では、夏が終わるっていう、ちょっと特別な感じの日だけど、ここでは特にどうということない日。日本の1月か2月の最終日と一緒。

さて、今日は火曜日なのでネットボールの試合。リーグなので、毎回時間が違うのだが、今日は最終試合で、なんと夜の9時35分から。全員車で通勤してるからできる技だ。近くの人はみんな家に帰ったりするけど、私はわざわざ反対側の家まで帰って、また会社の近くまで戻ってくるのは嫌なので、会社で時間をつぶすことにした。そうはいっても、5時に仕事を終えてから、ほとんど4時間近くもあるので、今日は会社にタイルの道具を全部持ち込んで、机でクラフト。

5時半には、もう1人か2人しか残っていないような会社ですので、全部荷物広げてぎこぎこタイル切りしてました。お陰で、作ろうと思ってた、植木の台がほぼいい感じのところまで完成。7時には、ちゃんと会社の大型TVでShortland Streetも見てやったゾ(毎日絶対見ている、NZ製の連続ドラマ)。

そうやって、やっと9時過ぎたので会場入り。今日は、これだけ待たされたにふさわしい、すごくいいゲームでした。

今回でやっと4試合目なので、まだまだもちろん負けるんだけど(最初の1回以外練習したこともないし)、それでも、動き自体もよくわかっていなかった初めの試合に比べると、私もどうすればいいかわかってきて、点差はともかく、ゲーム自体が楽しくなってきた。

おもしろいのは、ポジションによって、運動量が全く違うので、運動量が少なくてもできるディフェンスのようなポジションには、年配の人が入っても平気なこと。
今日の対戦相手にも、絶対60歳くらいはいってる、という感じのおじいちゃんがディフェンスに入ってたけど(あとはみんな若い人)、背も高いし、けっこう的確にリバウンドを取るのですごく活躍してた。

私は、一番走り回る、まんなかのセンターをするのが好きかな。ネットボールは、一切のコンタクトが禁止だし、人が持ってるボールを奪うこともできないし、バスケに比べると手がだせなくて、ちょっとイライラするんだけど、その中ではセンターが、一番自由に動ける範囲が広いから。問題は、1試合全部センターをやるほどの体力がないってこと…連続でセンターをすると、最後は本気で呼吸困難に陥ります。

後巷説百物語

2004年8月31日 読書
やっと読みました。いつもありがとー北村さん!
こんなに重い本をおくってくれて…
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なんてすごいんだー京極さん!!
これが直木賞を取ったからといって、これだけ読んでは絶対にだめです。これがどうしてこんなに切ないのか、ちゃんと又一さんの話を、「哂う伊衛門」、「巷説百物語」「続巷説百物語」とちゃんと読んできた人じゃないと全然わかりませんよ!これだけ読んじゃ駄目です!

さらに、できれば、京極さんの中善寺さんのシリーズをちゃんと読んでいないと、わからないことも出てきます。
和田和尚や由良さんにこんなとこで出会うなんて〜。

私たちの生きているこの世界では、単にお話の中のものとしか思えない江戸時代やお化けや、そうした全てのものが、昔のこととして独立してあるのではなくて、ほんとはずっと、こうやって生きつづけて、今でも私たちの、この生活に、ほんとにつながってきてるんだって、全シリーズの歴史を通して京極さんは訴えてきてる。

小豆洗いにはじまった百介の、江戸時代の百物語が、こうやって文明開化まで生き、そうしてそれがまた戦後の中善寺さんたちの時代までこうして生きていくなんて。私たち日本人の中で、すっぽり抜けてしまっている、でもほんとはそこからつながっているはずの、知らない記憶。

言葉にしちゃうとうまくいえないけど、ずっと全部読んできた人には、それが感じとれるよね。

それから、百介が、初めて小夜ちゃんのことで又一に頼られて、涙を流すシーンで私も泣いた。
シリーズの最初から、いつしか又一さんとその世界に憧れて、憧れて、でもその世界に行く勇気はなくて、結局憧れ続けたまま、又一さんにおいていかれてしまった百介(つまりは感情移入している私たち)の、前巻の最後で一度は消えてしまった又一さんへの懐かしさが、痛いほどよくわかる。

是非、全部読んでから、これは読んでくださいね!
(純粋に1冊の本としては、続巷説百物語のほうがおもしろいかな、と思うけど)

毎回思うのは、京極さんは、自分のキャラへの愛情が半端じゃないということ。だから、私も、同じように彼らを愛してしまうのだとおもう。
でした。一日中。
朝はいつもどおりのレッスンで、珍しくジャイブ。デービットは、もともとモダンの先生だから、どうしてもラテンよりモダンのほうを多くやる。

最近、このクラスに来るようになった日本人のSさんは、他のダンス教室にしばらく通っていたそうで、基本的にはけっこう踊れてる。彼女のすごいところは、日本人にはなかなかないほどの社交性。誰にもガンガン話してすぐ踊る。いい意味でのおばさんパワーを感じるというか。

 今日、月の最終土曜日は、中国人が主催する大きいダンスパーティがある。今日は、そこに行く前に、家によってご飯を食べていかない?と朝のレッスンの時にいわれたので夕方お宅にお邪魔してみると、他にも誘われたらしいダンスのメンバーが既にいた。

 Sさんのお嬢さんは中高生の年齢で、ずっとこっちにいるから、もちろん英語はカンペキで、姉妹同士では英語で話している。でも聞いていると、日本語のほうがちょっと微妙。Sさん自身も、娘とは英語で話したりもしてたけど、私だったら、英語は学校とか、家以外でいくらでも習うわけだから、家では徹底的に日本語で通させるだろうな…
相手は子供だというのに、それだけ流暢に(こっちで生まれてればあたりまえなんだけどさ)英語で話されると、ちょっと劣等感感じてしまうわ。

 この月に1度の中国人ソサエティかなんか主催のパーティは、参加費10ドルで、簡単なバッフェ形式のご飯まででるからとってもいい。会場(といっても体育館みたい)もけっこう広いし、なかなかいい。
結局、ラストダンスの12時まで踊り続けて、さすがに腕がつらくなってきた…
それでも、うちらはまだニューボーグを踊ってないから、その間は休めるけど、これでニューボーグもちゃんとはじめた日には、5時間踊りっぱなし、ということになるから、さすがにきついかな。

素朴な疑問

2004年8月27日 お仕事
前から思ってるんですが、あんまりちゃんとご飯を食べないと、あまりカロリーを消費しないで溜め込む体になっちゃうってほんとなのかな?

私は、燃費の悪い体らしく、相当食べてもあまり体重は変わらないし(すごいやせてるわけじゃないけど、身長の伸びが止まった時から、体重かわってない)、私よりご飯をたくさん食べる女の子にはあまり会った事ない。もしかしたら、子供のころからうちのままりんがいつもものすごくたくさんのご飯を作り、それをおなかいっぱい食べてきたから、めでたく燃費の悪い体に仕上がったのかもしれない。

 できれば、たくさんおいしいものを食べるために、この燃費の悪い、カロリーをいっぱい消費できる体で生きていきたいけど、NZでは、みんないつも何かをつまんでいるかわりに(モーニングティーとか)ちゃんとしたものをあまり食べない。それで私も、自然とお昼は軽いものですませるようになってるけど(日本のようにとんかつ定食とか、寿司ランチとかないし)このままでいたら、体のほうが“最近あまり食べないぞ”と思って、エネルギーを溜め込む作戦に出始めたらどうしよう、と心配になってきた。

 年末日本に帰国したとき、体重が増えたのはそのせい?と思ったりして(いや、それは多分食べ過ぎのせいだけどさ…)、いっぱい食べれば多少は太るけど、食べ続けて燃費の悪い体をキープしたほうがいいのか、とか悩むこの頃です。

閑話

2004年8月26日 日常
寝ようとうとうとしていて、ふと横で寝ているだんな様のほうをみたら、ものすごく変な顔をしていた…サルがタコの顔真似してるみたいな。

何してるの?とめちゃめちゃ訝しげに聞いたら、もう寝てると思った、と超びっくりしてから、

「明日riaちんを笑わせようと思って、エアニュージーランドのコマーシャルに出てくる赤ちゃんの顔の練習してた」
(確かにそんな顔の赤ちゃんが出てくる)
だって。

1人ベッドの中でコマーシャルの練習をする、エンターテイメントなだんな様でした。
みっど うぃんた〜 くりすます
なんだそうだ。
そういうわけで、イベント係みたいな何人かが、1人10ドルずつ集めて、今日は会社のカフェテリアでクリスマスランチが企画されていた。
チキンを中心にした、まあクリスマスっぽいバッフェではある。日本でも、サマークリスマスという言葉を聞くことがたまにあっても、これは定着していないように思う。ここでは、この冬の間、あまりにイベントが少ないので、なんとかみんなで何かをしようという気持ちがあるからこうなるんだろうな。
日本とか北半球では、クリスマスが来てお正月が来て、4ヶ月の冬がそうやって楽しくあわただしいイベントで分断されることで、寒くてつらい冬が、思ったより早くすごせていると思う。
ここの冬、5月末から8月の間は、はっきりいってなに1つイベントがない。これは、ほんとに冬を長く感じさせる。日本で、11月、12月、1月、2月に、なに1つイベントも休みもない6月7月みたいな月だったら、そうとう滅入るでしょ?

さすがカレンダーは北半球で作られただけあって、北半球にいる人の心理に即した作りになっているなあと思う今日このごろ。

ま、ほんとのクリスマスほど盛り上がるものでもないけど、ランチもおいしかったし、くじで写真たてかなんかをあててしまったのでよしとしよう。

***************

オリンピックは、さすがにマラソンは放送があるので、ゆっくり観戦できたー。また金なんてすごいね!ただ、こっちのアナウンサーが“ノグゥシー”と言うたび、“ちがうーchiはチだーっ”と突っ込む私。
 わたしも、名前の発音ではそうとう苦労しているほうだけどね…(なぜ、ローマ字を導入した人が、らりるれろをra,ri,ru,re,roにしたのか、まったく理解に苦しむ。la,li,lu,le,loのほうがずっと音に近いのに)

野球は…日本にいないからわからないけど、そうとう入れ込んでたようなので、みんながっかりしてるんでしょうね…(ままりんが悔しがってる姿が目に浮かぶー)
オーストラリアってプロないんでしょ?なんでこういうことが起こってしまうんだろう。キューバは、日本のように力が同等のチームに負けることはあっても、格下のチームに負けることは絶対ないと思うんだけど。
きっと監督問題とかでまたもめるのかなー勝てば官軍だったけど、こうなったら、“なんで監督なしで金がとれると思ったんだ”って。

長嶋監督のような雰囲気のある人は、私は好きだけど、思うに、何十試合もあるペナントレースに勝つというのは、戦争で言えば補給から何から全て含んだ戦略上の問題だけど、1つも負けられないこういう試合は、今ある力で目の前のことになんとか勝つしかないという、目先の戦術レベルの問題なんだから(ヤンちゃんのようにね>>>朝倉)、戦術的にだけ、もっとも優れた監督を選ぶべきなのではないでしょうか。

(野球見ない私がいうのもなんだけどさ…昔から人気スポーツということにあぐらを書いているような経営姿勢とか、他のスポーツにはない見苦しい乱闘とか、他を省みないTVの延長とかが、フェアプレイ精神にどうも障るのよね…

 アメリカの影響か、どうもみんな野蛮な気がして。乱闘もショーとして見せる、というか。大リーグでは、そうやってるっていっても、日本は、そういうアメリカの悪いとこまで真似なくてもいいと思う。だから、ラグビーのワールドカップの時、アメリカチームだけやたら審判に逆らったり文句言ったりして感じ悪かった。サッカーで選手が大勢よってたかって殴りあう、とか他のスポーツならありえない乱闘が許されてる土壌ってなんか気持ち悪い。乱闘になったら、他のスポーツみたく、レッドカードで退場させちゃって、少ない人数で守備しなくちゃならなくすればいいのに。日本は、フェアプレーをのぞむ日本人らしく、ちゃんと審判に従う、日本らしい野球の形をつくればいいと思う。アメリカ人の悪いとこだけ真似ないでさ。余談だけど)

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ria

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